王将戦七番勝負を防衛中!藤井聡太の12月の対局を振り返る
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第19回朝日杯将棋オープン戦本戦の組み合わせが決定。藤井は1回戦で菅井竜也八段(13勝4敗)と対戦。対局は1月18日(日)に行われ、勝てば同日に2回戦も行われる。
12月21日に第75回NHK杯将棋トーナメントの藤本渚七段戦が放映。藤本の後手雁木に藤井は早繰り銀。模様を良くして相手に暴れさせる展開に持ち込むと、攻めを受け続けてリードを拡大。そのまま勝勢を築いて完勝となった。準々決勝では石川優太五段(初手合)と対戦する。
12月11日に第33期銀河戦決勝トーナメント2回戦の服部慎一郎七段戦が放映。藤井が先手で角換わり腰掛け銀になり、先攻する展開に。端攻めでポイントを稼いでペースをつかむと、そのまま鋭く攻め続けて服部の粘りを許さず押し切った。
12月23日に準決勝の永瀬拓矢九段戦が放映。角換わりから後手の藤井は右玉を選ぶ。強気の受けでペースをつかみ、時間も大きくリードした。終盤は永瀬の勝負手で一時もつれるものの、残り時間の差が生きて再び突き放し、最後は落ち着いて一手勝ちを収めた。
12月30日に決勝の豊島将之九段戦が放映。先手の豊島が角道を止める趣向に、後手の藤井は雁木。豊島が左美濃から攻める展開となった。難解な中盤で形勢が微妙に揺れ動いたが、終盤で豊島が堅陣を生かした攻めでリードする。その後も秒読みの中で際どい競り合いが続くが、豊島の正確な対応から、最後は即詰みに打ち取られた
12月14日に行われたSUNTORY将棋オールスター東西対抗戦2025で、藤井はタイトルホルダーとして西軍に選出。第5局に出場し、中村太地八段と対戦となった。横歩取りから攻めが細く方針の難しい展開になるが、30秒でも細かく手をつなげて、最後は鋭く寄せ切った。団体戦としても5勝1敗で西軍が勝利している。
文=渡部壮大









