藤井聡太棋王VS増田康宏八段が2年連続の激突、棋王戦五番勝負!

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棋王戦五番勝負に臨む藤井聡太
棋王戦五番勝負に臨む藤井聡太

⒞囲碁・将棋チャンネル

増田は昨年の1~3月は棋王戦含めて2勝10敗と、藤井戦以外でも黒星が続いて調子を落としていた。しかし2025年度に入ってからは年明けまで7割を超える勝率をあげて復調。同じタイトル戦を控えている身でも、経験値を積んでいる分、昨年よりは調整や準備もしやすいだろう。今期は調子を維持したまま五番勝負に突入できるか。

過去の対戦成績は藤井から見て10勝1敗、9連勝中と大きく差が開いている。両者の対戦では、お茶の間でも大きく報じられた藤井がデビュー29連勝を達成した初手合の将棋が有名だ。あれからもう9年近くが経っている。増田は基本的に2手目△8四歩で受けて立つタイプのため、藤井が先手ならば角換わり腰掛け銀が中心だろう。前期も藤井が先手の2局は角換わりだった。増田が先手の場合は矢倉や角換わり、相掛かりとレパートリーが広く、また後手の藤井が雁木を採用する可能性もある。前期は先手の増田が序盤の駆け引きから藤井の雁木を誘導して攻勢を取る展開になった。相居飛車になることは間違いないが、今期は増田がどんな作戦を用意してくるか。

注目の五番勝負は2月8日(日)に愛媛県松山市「道後温泉ふなや」にて第1局が行われる。奇しくも並行して行われる王将戦七番勝負の挑戦者は永瀬拓矢九段で、藤井の新年最初のダブル防衛戦は昨年とまったく同じカードとなった。タイプの異なる挑戦者ではあるが、藤井としては普段通りでやることは変わらないだろう。増田としては前期がストレート負けだったので、まずはタイトル戦初白星をあげたいところだ。

文=渡部壮大

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