マキタスポーツが「独特な視点の客が集まるBAR」で一番印象強かったゲストとは?

スカパー!公式YouTubeとスカパー!番組配信にて好評配信中の「独特な視点の客が集まるBAR」。BARのオーナー・マキタスポーツがゲストと「独特の視点」でディープに語り合う。

6月30日公開の#11は、昭和カルチャーが好きでSNSで「ネオ昭和」を発信している阪田マリン(ザ・ブラックキャンディーズ)が来店。

今回は、阪田マリンと「昭和」についてディープに語り合ったマキタスポーツにインタビューを敢行!本プログラムの見どころや「昭和」への想いなどを語ってもらった。

独特な視点の客をゲストに迎えてトークするマキタスポーツ
独特な視点の客をゲストに迎えてトークするマキタスポーツ

――今回は、ゲストが"昭和を好きな女の子"の回の収録でしたが、いかがでしたか?

「いやー、こんなに楽しく思い出を懐かしむだけでギャラいただいていいのかな(笑)。ちょっとスナックみたいな、もう完全にスナック昭和バーって感じだったね」

――今回のテーマは「昭和」でしたが、若い子が昭和に興味あるというのはどうですか?

「私の娘がマリンちゃんと同じ年ぐらいなんですけど、"理想の人は沢田研二"って言うんですよ。きっかけは動画とかじゃないかなぁ。マリンちゃんも言ってたけど、やっぱり昭和の歌番組とかの雑な進行ってあるでしょ?例えば、井上順さんが夜のヒットスタジオで『ジュリーが新曲を出したそうですけれども、凄いね』みたいなことを言って、その流れの中でくだらないダジャレを言ったり、『それじゃジュリー歌ってください!』みたいなやりとりをしてたら、いきなりジュリーがハットを斜めにかぶって、急に歌い出すみたいな。そういう親切すぎない進行がすごい新鮮なんだろうね」

――最近のテレビには確かにないですね!

「今のテレビだったら、そんな感じにならないでしょう。マリンちゃんも昭和のそういう雑なレギュレーションとか、がちゃがちゃの進行とかがすごい新鮮に見えたって言ってた。それを娘も言ってたからなるほどなーって」

――今、昭和レトロが好きな若者が増えてきていますけど、昭和を経験した側のマキタさんからすると、昭和の魅力最大の魅力はどこだと思いますが?

「昭和の魅力なあ。みんな活気があったもんね。まだまだいろんなことがあって当然ってみんな思ってたような時代だから、そういうあっけらかんとしたところがやっぱり昭和はエネルギッシュだった。その分、昭和はすごい雑だったり、不潔だったりとか、色々あると思うんだけど、そういうのが新鮮なんじゃないかな。今の若い子たちって、未来はそんなに明るいものだと思ってないみたいだね。昭和は、みんなまだまだこれからだって信じて疑っていない感じだった。『いやいや、これからは俺たちの時代でしょ!』みたいな勢いが、昭和っぽいなと」

――阪田さんのような若い子が昭和をフィーチャリングする傾向をどう思いますか?

「自分で年取ったなって思うことが結構あるけど、矛盾してまだまだ自分は歳とってないって感覚もあって、自分が生きてきた若かった頃のものがフィーチャーされるって、ちょっと不思議な感覚じゃないですか。自分がもっと若かった頃はうちのじいさんとか、明治生まれの人で戦争を経験している世代は文化が全然違って、飢えとか寒さとか貧乏を経験した話を『俺たちの時代はな...』って話してる時に、また始まった...みたいな感じで思ってしまうことがあったんだよね。だけど、今は自分たちがイジられる世代になっているみたいな(笑)」

――それでも会話が盛り上がってましたね!

「そうだね。昭和という素材で、若い子が楽しんでくれてんだったらいいよなって思ってはいるけど、やっぱりちょっと不思議な感覚はあるね。20年前のことでも、我々は最近って言うじゃん?でも20年前ってマリンちゃんとか2歳ぐらいでしょ。だから、時の経ち方と感じ方が全然違うよね(笑)」

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配信情報

独特な視点の客が集まるBAR #11
配信日時:2023年6月30日(金)より配信中
YouTubeはこちら

独特な視点の客が集まるBAR #12
配信日時:2023年7月31日 配信開始予定

配信先:スカパー!公式YouTubeアカウント、スカパー!番組配信
※配信スケジュールは変更となる場合があります

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