乃木坂46・阪口珠美、柴田柚菜、弓木奈於が齋藤飛鳥への思いを語る「一緒にできる時間を大切に過ごしたい」

乃木坂46の阪口珠美、柴田柚菜、弓木奈於が「M-ON! SPECIAL 『乃木坂46』 ～ここにはないもの～」に出演した。

同番組は12月7日にリリースされた乃木坂46の31stシングル「ここにはないもの」の発売を記念して放送された特番。同シングルで選抜入りをしている3人がMVの解説や年内で活動終了を発表している齋藤飛鳥にまつわるクイズに回答していった。

齋藤の卒業について、弓木は「ずっと目を背けていた現状が目の前に叩きつけられた感覚で、今もまだ信じたくなくて、まだ逃げ回ってます」と独特な言い回しで振り返り、柴田は「今年一杯っていうのがさみしい」、阪口は「先輩の卒業は慣れないし、毎回さみしいけど、一緒に活動できるから幸せに楽しくいきたいなと思います」と思いの丈を打ち明けた。

最初のコーナーは「ここにはないもの」の「MV解説大会」。「齋藤の渋谷駅でのソロダンス」(阪口)、「賀喜遥香の謝罪」「筒井あやめの二度見」「齋藤を迎え入れるメンバーの集合シーン」(弓木)、「屋上でのダンスシーン」(柴田)とそれぞれの視点でおすすめポイントを挙げていく。続けて、弓木が齋藤を送り出すような振り付けのダンスシーンを語る際に、"アクセント"を"イントネーション"と言い間違えてしまい、阪口からツッコまれる場面もあった。今回の撮影で弓木と秋元真夏がたくさんNGを出してしまったようで、撮影中に表情がすぐに顔に出てしまう秋元に対して、弓木は「真夏さんのかわいいが詰まっていて、癒やされましたね」と笑顔で振り返った。

「MVメイキングクイズ」ではMVのメイキングを見ながら出される質問に対して3人が回答。「梅澤美波は齋藤になぜ注意されたのか？」や「与田祐希は齋藤に何をしたのか？」、「齋藤は何を言ったのか？」など、齋藤にまつわるクイズを順調に正解していく。ここで弓木から「みなさん飛鳥さんにツンとされる人ですか？」と振られた阪口が「ツンとされない」と答えると、弓木は「私はツンされすぎて、デレがほしくなっちゃって」といつもツンとしている齋藤に対しての密かな願望を明かした。

同シングルを最後に齋藤が卒業するということで「齋藤飛鳥クイズ大会！」では、第1問目の「『裸足でSummer』のイントロで齋藤が何をしていたのか？」という問題を柴田が一発回答。他にも、「いつかできるから今日できる」や「ジコチューで行こう！」など過去のMVから問題が出され、ときおり苦戦しつつもなんとか正解を導き出していく。最後には齋藤本人からの「ここにはないもの」に関する質問には阪口と弓木が見事に正解。続く齋藤との思い出を振り返る場面では、各々が齋藤の優しい一面について語っていく中で、柴田は「今年選抜に選んでもらってから飛鳥さんとお話する機会が増えたなって思いますし、後輩のことまで気にかけてくれるのがうれしい」と残り少ない時間を噛みしめるように語った。

2022年のMVPを振り返る企画では、「楽屋で一番おもしろかったで賞」「キュンとさせられたで賞」「一番頑張ったで賞」の3つの賞を3人が決定していく。中でも「楽屋で一番おもしろかったで賞」に選ばれた賀喜と田村真佑は、楽屋でよくコントを始めて盛り上がることが多いようで、柴田は「内容は私たちもわからないんですけど、急にアニメの誰かの真似をしたりすることが多いかな」、弓木は「ラジオみたいな感覚で私たちは聞いてる(笑)」と楽屋での知られざる2人の様子を明かした。

最後には番組の冒頭で発表されていたNGワードの結果を発表。NGワードを最も発言したメンバーには阪口が選ばれ、全員がそれぞれの順位に則った罰ゲームを披露した。

エンディングでは、柴田が「曲がいい、振りもいい、衣装もいい、MVもいい、カップリングもいいで見るところがたくさんだと思うんですけど、何回も見ていただいて、私たちもいろんなものを発信していけたらと思いますので、たくさん聴いてたくさん見ていただけたらうれしいです」、弓木は「寒い時期にちょっとナイーブになったり、落ち込む時期が私自身多いんですけど、どんな感情になった時もこの曲は寄り添ってくれると思うので、みなさんのお力になれたらと思います」、阪口は「私たちも飛鳥さんと一緒にできる時間をすごい大切に幸せに過ごしたいなと思いますし、ファンのみなさんも飛鳥さんの姿を目に焼き付けて、一緒に楽しい時間を過ごしてくれたらいいなと思います」と新曲への思いを語った。

文＝川崎龍也

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