つばきファクトリーがサンタ衣装でアコースティックライブを開催！ライブ本編に加えてメイキング映像を追加した特別映像がオンエア

2017年に1stシングル「初恋サンライズ/Just Try!/うるわしのカメリア」でメジャーデビューを果たし、2022年でメジャーデビュー5周年を迎えたつばきファクトリー。そんな彼女たちがBillboard Liveを舞台に上質なライブを届ける番組「SPOOX MUSIC」の第2弾アーティストとして登場した。スペースシャワーTVで放送される「SPOOX MUSIC～つばきファクトリーXmas LIVE～【SPECIAL ver.】」には第2部のライブ本編に加えて、舞台裏やメイキングの映像が追加される。

今回の番組は、本番に向けて準備を着々と進めるメンバーの舞台裏の映像からスタート。メンバーの河西結心が療養のため、レッスンには思うように参加できないというアクシデントを乗り越えて、2日前にようやく合流。心配するメンバーも多い中、河西は「楽しさを前面に出して、結果はどうあれ、残りの1日を大切にして、本番も楽しんで頑張りたいと思います」と前向きな心境を明かす場面もあった。その他、レッスンに励むメンバーの姿やゲネプロの様子など、ここでしか見られない映像が収められている。

第2部の配信映像には含まれなかった第1部のMCとWの「SEXY SNOW」が特別に放送。「SEXY SNOW」は八木栞と福田真琳によるユニットで披露され、情熱的なパフォーマンスで会場を盛り上げた。

もちろん第2部のライブ映像も全編放送する。バックバンドのしっとりとした演奏とともに現れたつばきファクトリーのメンバー。メンバー全員が異なるサンタクロースのコスチュームで登場し、会場は一気にクリスマスムードに包まれる。最初に披露したのはウィンターソング「低温火傷」。続けて、「弱さじゃないよ、恋は」「最上級Story」と持ち曲を披露し、アコースティックライブならではのいつもとは異なるアレンジで歌声を届けた。

MCではリーダーの山岸理子が「『SPOOX MUSIC ～つばきファクトリーXmas LIVE～』にようこそお越しくださいました！」と感謝を述べると、サブリーダーの新沼希空が「みなさん一緒に楽しんでいきましょう！」と挨拶。続けてメンバーが「クリスマスと言えば？」を回答しながら自己紹介を行っていった。

ここからはハロー！プロジェクトの楽曲をユニット形式で披露していくコーナーへ。最初は浅倉樹々がソロで松浦亜弥の「100回のKISS」を妖艶かつ力強い歌声で披露すると、続けて山岸、新沼、谷本安美、岸本ゆめの、浅倉が℃-uteの「会いたいロンリークリスマス」、小野瑞歩、小野田紗栞、秋山眞緒がプッチモニの「ぴったりしたいX'mas!」、河西、八木、福田、豫風瑠乃がタンポポの「王子様と雪の夜」、山岸、新沼、谷本、岸本、浅倉が℃-uteの「君は自転車私は電車で帰宅（Winter Ver.）」といったクリスマスを彩るラインナップのカバーで、ユニットごとの個性が光る多面的な魅力を見せつける。

中盤のMCでは新沼が「なんと見てくださいこの綺麗な夜景、すごくないですか〜！」とBillboard Liveのステージのバックに映る夜景について触れると、「中々こんな素敵なところでライブもできないと思うので、一生の思い出に残るようなライブにできたらと思います」と意気込みを明かした。

メンバー全員で披露した「雪のプラネタリウム」ではアコースティックギターの音色とメンバーの歌声が切なく響き渡り、アコースティックライブならではのハーモニーを聴かせる。続けて「I Need You ～夜空の観覧車～」では情感たっぷりに歌い上げた。

最後のMCでは、豫風が「近くてちょっと恥ずかしかったです」とはにかみながらも「こうやってライブができることがすごく嬉しいんですけど、もう終わっちゃうのがさみしいので、これからまたこのライブができるようにがんばルノ〜！します」と語り、河西は「クリスマスイブをこんな楽しいライブにできたっていうことはすごく嬉しいなって思いますし、この15人でライブができたことがすごく嬉しいので、これからまたこういう機会があったらいいなと思います」、浅倉は「私たちの歌声や生バンドから聞こえてくる音がより繊細に聴こえてきたと思うんですね。私自身もみんなの歌声にそして音に恋したなと思って、みなさんも私たちの歌声、そして音に恋していただけたら嬉しいなって思います」、山岸は「つばきの曲を一列になってちゃんと歌を聴かせるっていうのが今まで中々なかったのですごく新鮮でわくわくしてたんですけど、今日は背景もすごく綺麗ですごく素敵な空間だなと思いました」とライブの感想を述べた。

ラストに披露されたのは「My Darling ～Do you love me?～」。「もっと〜！」「後ろも〜！」といった煽りもふんだんに入れながら、フィナーレに相応しいにぎやかなパフォーマンスを披露し、ライブを締めくくった。すると、観客からカーテンコールを受けたメンバーたちは、再びステージに立ち、感謝の気持ちを述べてライブは大盛況のうちに幕を閉じた。

最後にはおまけとして無邪気なメンバーの映像も放送される予定となっており、ファンならば必見の内容となっている。洗練されたライブスペースとともに、つばきファクトリーの熱いパフォーマンスが凝縮された2時間をぜひご堪能いただきたい。

文＝川崎龍也

この記事の全ての画像を見る