わーすた、現体制の集大成となる8周年記念ライブを開催!「10周年を目指してやっていきたい」

結成から8周年を迎えたわーすたが、3月26日に東京・Zepp Hanedaにてワンマンライブ「The World Standard ~8周年の愛をどうぞ!~」を開催した。

2021年12月末で坂元葉月が卒業し、新体制となったわーすた。昨年は4thアルバム「我々はネコである。」のリリースやソロ写真の発売など、まさに大躍進を遂げた彼女たちだが、今回は4人体制となってから初めての声出し解禁ライブとなった。

OVERTUREが流れ始めると、会場からは割れんばかりの歓声が轟き、メンバーは笑顔を浮かべながらステージへ。8周年ライブのオープニングを飾ったわーすた屈指のライブチューン「遮二無二 生きる!」では、メンバー一人ひとりが1曲目とは思えないほどパワフルなステージングを披露し会場のボルテージを上げる。その勢いはとどまるところを知らず、「最上級ぱらどっくす」や「うるとらみらくるくるふぁいなるアルティメットチョコびーむ」など序盤から立て続けにアッパーチューンを披露した。

最初のMCでは2019年以来となる声出しライブということで、三品瑠香が「みんな声聞かせてくれますか〜!」と煽りを入れると、会場からは大きな声が響き渡る。リーダーの廣川奈々聖は「本当に今日をめちゃくちゃ楽しみにしていました。こういうライブができることが本当にうれしいです」と喜びを明かしつつも、「今日みなさんの中には、久々にわーすたのライブに来るなとか、もしかしたら4人のライブに初めて来るという方もいるかもしれないんですけど、今日は今までの私たちのことも思い出していただきつつも、新しいわーすたを見れるライブを作ってきました」とファンに向けて語りかけた。

「The World Standard ~8周年の愛をどうぞ!~」のステージでパフォーマンスを披露するわーすた
「The World Standard ~8周年の愛をどうぞ!~」のステージでパフォーマンスを披露するわーすた

その後は昨年に配信限定でリリースされた「Cat Walkin'」「空とサカナ」といったわーすたの現在地を感じられるセットリストで会場を魅了すると、幻想的な間奏を挟みつつ、初の桜ソングとなった「春花火」では廣川と三品を中心とした伸びやかな歌声でしっとりと歌い上げる。5人体制でのラストシングルとなった「詠み人知らずの青春歌」、今年の猫の日にリリースされたばかりの最新シングル「すまん、犬。」を続けて披露し、バラード曲からアップテンポなナンバーまで様々な表情を見せた。

わーすたの新体制の変遷を感じられるセットリストが終わると、スクリーンにはメンバーそれぞれの映像が流れ、ソロのダンスパフォーマンスへ。わーすたの特徴でもある猫耳を外し、それぞれが異なるオリジナルの衣装を身にまといアグレッシブなダンスで会場の心を掴んだ。ダンスパートが終わると、そのままわーすたきってのダンスチューンである「The World Standard Dancing Club」を披露。

ダンスパートを振り返り、小玉梨々華は「ライブの中で1分しか着ない衣装に着替えるって初めてじゃない?みんな写真撮った?大丈夫?」と問いかけ、廣川は「新衣装に着替えてきました! 今年の春夏制服ですね。甘い感じで、ネクタイも久々で、可愛いですよね~?」と呼びかけると、会場からは大きな歓声が巻き起こった。続いて、松田美里が「次の曲は私たちに爽やかにときめいていただければなと思っています」と話し、爽やかに感情を揺さぶるエモーショナルなナンバー「Tokimeki*Sing A Song」をパフォーマンス。キュートなダンスが印象的な「SHINING FLOWER」やクールなロックナンバー「PLATONIC GIRL」などアッパーな楽曲を立て続けに披露し、本編の最後は「清濁あわせていただくにゃー」で締めくくった。

会場からアンコールが巻き起こると、メンバーは再度ステージへ。夏にニューシングルを発売すること8月12日に「1000 CLUB」で生バンドライブを開催することなど、様々な嬉しい情報が発表された。小玉は「ここまで続けてこれたことが本当に嬉しいなと思いながら、ライブをしていました。わーすたの周りには愛を持ってわーすたに接してくださっている方が本当に多くて。ここにわーすたを好きで会いたいと思って、同じ時間を共有するために、来てくれているのが嬉しいです」、三品は「8年という長い時間やらせていただいてますけど、楽しいって思えることばかりだし、それはみなさんのおかげだと思っているので、感謝の気持ちでいっぱいです」、松田は「みんなのためにも自分のためにも、今こうやってライブができている時間をこれからも大切にしながら、これからも末永く頑張っていくので、みんな私たちの目の届くところにいてくれるとすごく嬉しいです」、廣川は「結成当初から、今も変わらず、ずっとみんなで愛しつづけてきたわーすたが、こうやって9年目に向かっても変わらず、大好きなわーすたでいてくれることが、このステージに立てることが、本当に嬉しいなと思っています。しっかり10周年を目指したいなと私は思っていますので、これからも私たちを見ていてください!」とファンへの感謝を伝えた。

アンコールでは「ゆうめいに、にゃりたい」「べちょべちょパンケーキ? feat.そこの君。a.k.a. ヲタ」を披露すると、クライマックスにして会場はこれまでで1番の盛り上がりを見せた。ラストはメンバーにとってもファンにとっても大切な「約束だから」を披露し、ライブは幕を下ろした。

この模様は5月27日(土)に衛星劇場にてオンエアされることが決定。本編終了後にはメンバーそれぞれのインタビューやリハーサル風景などが収められる予定となっており、ここでしか見られない貴重な映像が満載だ。わーすたの集大成をぜひこの目で確かめてみてはいかがだろうか。

文=川崎龍也

この記事の全ての画像を見る

放送情報

わーすた8周年ライブ「The World Standard ~8周年の愛をどうぞ!~」
放送日時:2023年5月27日(土)17:00~
わーすた8周年ライブ「The World Standard ~8周年の愛をどうぞ!~」 オーディオコメンタリーver.
放送日時:2023年5月28日(日)17:00~
チャンネル:衛星劇場
※放送スケジュールは変更になる場合がございます

詳しくはこちら

キャンペーンバナー

関連記事

関連記事

記事の画像