モーニング娘。'23アンジュルムが「COUNTDOWN JAPAN 23/24」で躍動!攻めのセットリストで会場を魅了

アンジュルム
アンジュルム

続いてGALAXY STAGEの19時台に出演したのがアンジュルム。まだ出演時間まで時間があるにも関わらず、会場からはメンバーに名前が飛び交い、さながらワンマンライブに来ているかのようだった。今年5月に新メンバーの下井谷幸穂と後藤花がグループに加入し、6月には2代目リーダーを務めた竹内朱莉に代わり、新たに上國料萌衣がリーダーに就任。この日が新体制後初めてのフェスということで、どんなセットリストが並ぶのか期待していた。

メンバーがステージに現れると、一人ひとりダンスパフォーマンスを披露し会場を湧かせていく。冒頭から驚かされたのが、「明晩、ギャラクシー劇場で」を1曲目に披露したことだ。激しいアップチューンで1曲目からアンジュルムの世界観に惹き込んでいく、そのパフォーマンスは圧巻。最初からクライマックスかと勘違いしてしまうほど会場は一体感に包まれた。続けて「46億年LOVE」を披露した後は、上國料が「GALAXY STAGEにお集まりのみなさんこんばんは〜!」「初っ端から前の方だけじゃなくて、後ろの方のみなさんも飛んでいるのが見えてめちゃくちゃ最高ですね」と挨拶。

アンジュルム
アンジュルム

「赤いイヤホン」「アイノケダモノ」「RED LINE」とアンジュルムの中でも攻めたダンスナンバーを立て続けにパフォーマンス。12月にリリースされたばかりの「RED LINE」では真っ赤なライトに照らされ、クールなダンスが映えていて最高にかっこいい。まだ攻めるかと言わんばかりに「マナーモード」、そして重厚なサウンドで早口のリリックが特徴的な「次々続々」を披露。「ぶちあがっていきましょう〜!」と上國料が呼びかけると、「ドンデンガエシ」ではこれぞアンジュルムらしいステージを作り上げた。ここまで全力で駆け抜けてきても、一切ダンスのキレが衰えない彼女たちの末恐ろしさ。改めて広いホールが似合うグループだなと感じた。

ここからはラストに披露されることも多いキュートなポップナンバー「愛すべきべきHuman Life」でアンジュルムの幅の広さを見せ、恒例でもある「And you? And you?」の歌声が響き渡った。締めはもちろん、アンジュルムに改名後初のシングルとなった「大器晩成」。やはりこの曲はライブの最後を飾るにふさわしい高揚感と余韻をもたらしてくれる。モーニング娘。'23とアンジュルムともに、この日のために用意された攻めのセットリストで音楽ファンをも巻き込み、今年を締めくくる素晴らしいステージだった。

取材・文=川崎龍也

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イベント情報

「COUNTDOWN JAPAN 23/24」

日時:2023年12月28日(木)、29日(金)、30日(土)、31日(日)

会場:幕張メッセ国際展示場1〜8ホール・イベントホール

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