【美女図鑑】SKE48 高柳明音「この出会いを大切に...」 

今まで観てきた映画で 自分の成長を感じる

毎月、さまざまなジャンルで活躍する著名人が、自身の人生に影響を与えた映画について語るムービープラスの「この映画が観たい」。2018年1月8日(月)放送の第52回は、SKE48・高柳明音が登場する。アイドル業のみならず、女優やイベントの司会などマルチに活躍している高柳は、2004年の「ソウ」、2016年の「湯を沸かすほどの熱い愛」など幅広いジャンルからお気に入りの5作品を挙げ、その魅力について語るほか、自身の半生についても明かしている。収録後にインタビューを行うと、彼女の考え方や人となりが浮き彫りになった。

-お気に入りの作品について語っていましたが、収録の感想は?

高柳明音(以下・高柳):映画を観ることは大好きで、一人でよく観に行くのですが、その映画について誰かと語るということはあまりないんです。ネットで他の人の感想を見るくらい。だから、こうやって作品の魅力をお話させていただけたことは本当に新鮮で嬉しかったです。また、作品をきっかけに当時の自分について話すことで、「こんなに映画に影響を受けていたんだな」と気付くことができて貴重な体験でした。

-5作品を挙げるのは悩みましたか?

高柳:昔はアニメの映画ばかり観ていたので、アニメ作品で固めようかとも思ったのですが、ふと頭に浮かんだ作品を並べるとそれぞれ違ったジャンルだったので、この5作品にしました。でも、今日改めて作品をひもといたら"親子の話"だったり"生と死"にまつわるものだったりと、自分でも気付かなかった嗜好が見えました。

-普段映画を観る時に、作品を選ぶ基準は?

高柳:映画に限らずなのですが、人と被るのが嫌なんです。もちろん、人から勧められて観ることもありますが、(周りから情報を入れないまま)自分が見つけて好きな作品に出合った時って、なんだか勝った気がしません?(笑) だから、人の感想とかを参考にするというよりかは、その時のタイミングで「観てみようかな」と思ったものを観るという感じで、出合いを大切にしています。

-アイドルになって映画に触れる頻度は変わった?

高柳:SKE48に入る前は、親に連れられて映画館に観に行くということが多く、あとはレンタルだったりテレビでやっているのを録画して観るという感じでした。SKE48に入ってからは、一人で映画館に観に行くお金もできて、行くと「大人になったなぁ」って(笑)。また、映画を紹介する番組をやらせていただいているので、常に情報は入ってきますし、映画に対する興味はどんどん深まっていっています。

-番組では、今度のSKE48とご自身の目標についてお話されていましたが、2018年はSKE48が10周年という節目を迎える年。10周年を目前にした現在の心境は?

高柳:率直にお話すると、10周年を迎える年がちゃんと盛り上がっていてよかった、というのが本音です。多くのメンバーが卒業してSKE48全体に暗い雰囲気が漂っていた3年前だったら「10周年、何する?」「何もできなくない?」「ファンの人もこんな気持ちでお祝いできる?」という感じになってたと思う。そうなってないのがすごく幸せです!

-10周年は前向きな姿勢で迎えられそう?

高柳:過去の栄光に捕らわれることなく、10周年は今のメンバーで迎えたいと思ってるんです。過去のキラキラした時期の楽しかったことも覚えていますが、戻りたいとは思わない。"今"を一番にしないと意味がないと思ってるので。どうやって今いるメンバーで最高のかたちで10周年を迎えられるかが、これからのSKE48に大きく関わるんじゃないかな。そういう気持ちになれたのは、ファンの皆さん、メンバー、スタッフさんの力があったからこそなので、すごくありがたい気持ちです。

-SKE48としての2018年の目標は?

高柳:ナゴヤドームでのコンサートです。「憧れの場所だから」「広い場所でやりたいから」ということではなく、「立たなきゃいけない」という使命感。前回、ナゴヤドームでコンサートをやらせていただいた時は、やり切れなかったという気持ちもあったので、すぐに「また立ちたい」という気持ちにはなれなかったんです。それは、リベンジしても上手くいかないというのが分かっていたから。でも、いろんなことを経た今、みんなで胸を張って「立ちたい!」と言えるようになりました。

-個人としての目標は?

高柳:SKE48が新たなことに挑戦する何かのきっかけになれたらいいな、と。そうなるには、SKE48にとって必要な存在になるというよりも、出会う方一人一人にとって"プラスの存在"になることだと思うんです。「この子に出会えて、今日一日楽しかったな」とか、「この子こんな考え方するんだ。面白かったな」とか、少しでもいいから私と出会うことでプラスに感じてもらえるような存在になれたらいいですね。

-1月には新曲がリリースされますが、どんな曲になっていますか?

高柳:"10年目に向けて"という感じにはなっているのですが、「今までを振り返って...」というのではなく、「当たり前にあったことは、当たり前じゃない」というような内容です。振り付けもジャンプするような「イェイ!」という感じではなく、大地を踏みしめているような振りになっています。PVの撮影は屋外だったのですが、全然ジャンプしないからずっと寒くて...(笑)。でも、明るくて力強くて元気な曲ですね。ファンの方も好きになっていただけるんじゃないかな。

-最後にメッセージをお願いします。

高柳:映画を紹介する番組をやらせていただいているのですが、私が観た作品を紹介させていただくことはあまりなかったんです。そんな中で、あまり他人と気持ちを共有したがらない高柳が皆さんにぜひ観てほしい作品を選んできました!(笑) 作品から受けた影響で自分の気持ちがどう変わったのかもお話させていただいたので、ぜひ観ていただいて握手会やSNSなどで「観たよ」って教えてくれたら嬉しいです!

PROFILE/
高柳明音●たかやなぎあかね
愛知県出身。女性アイドルグループSKE48のメンバー。女優、タレント。2009年3月29日、『SKE48第二期メンバーオーディション』に合格。SKE48 2ndシングル「青空片想い」の選抜メンバーに。2017年1月にドラマ「豆腐プロレス」でバード高柳役で出演。2018年1月上映の舞台「ONLY SILVER FISH」に出演。

撮影●阿部岳人 取材・文●原田健

※この記事はヨムミル!ONLINEの転載になります。

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放送情報

この映画が観たい#52 ~SKE48高柳明音のオールタイム・ベスト~

放送日時:2018年1月8日(月)23:00~

チャンネル:ムービープラス

番組説明:
毎月、様々なジャンルで活躍する著名人が自身の人生に影響を与えた映画について語る「ムービープラス」のオリジナル番組。1月はSKE48の高柳明音が自身のオールタイム・ベストとして選んだ5作品(「千と千尋の神隠し」(2001年)、「ソウ」(2004年)、「ブルー 初めての空へ」(2011年)、「スープ ~生まれ変わりの物語~」(2012年)、「湯を沸かすほどの熱い愛」(2016年)について、自身の人生での様々なエピソードを交えながら振り返っていく。

※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

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