――初めて曲を聴いた時の感想は?
中村「カラオケで歌いやすいんじゃないかなって思いました。キャッチーなメロディーで、 (音程が)高くもなく低くもなく、ずっと同じスローなテンポで進んでいく感じが、親しみやすいんじゃないかなって。いろんな方が簡単にメロディーを覚えて、すぐに歌えるんじゃないかなという第一印象でした」
石田「私も、楽曲をいただいてすぐにメロディーが頭にパッと入ってきて、気付いたら口ずさんでいるくらいだったので、ぜひ海外の方にも広まって、みんなに口ずさんでほしいなって思いました」
曽川「純粋に、すごく好きだなって感じました。特にイントロが好きで、1音目から急に昭和感あふれる世界が広がる感じが印象的だなって思いました」
――歌詞で共感した部分や心に刺さったところは?
曽川「私は山口から引っ越してきているので、『こんな遠くまで夢を追いかけて』という部分は特に刺さった部分です。あと、悔しい思いをしながらも最後は負けずにやっぱり夢を追いかけようと決心するという内容の中で、会いたい人に会うことを我慢して頑張るところは、すごく自分とリンクして心が震えました」
石田「2番の『人は誰もみな挫折しながら当たり前のように大人になる』という部分にすごく共感しました。挫折しそうになる時もあるけど、みんなが経験することでもあるから頑張ろうって思えて、背中を押してもらえるところが素敵だなって」
中村「歌い出しの『夜中に飲む苦いコーヒー』というフレーズがすごく印象的で、単調な曲調の中でこのフレーズが乗ると一気に哀愁が漂う感じがして、そのマッチする感じがすごく好きですね」
――夢に向かって挫折しながらも前を向くという内容の曲ですが、皆さんの"挫折しながらでも必ずかなえたい夢"は?
中村「ずっと言っているんですけど、ソロ公演がやりたいです!いろんなところでやりたいのですが、やっぱり地元の愛媛は特にやりたい場所ですね。『明日生きる元気が出てくる』というようなテーマで、見てくれた人が『明日、頑張って生きよう』って思ってくれるようなものにしたいので、応援ソングとかを詰め込んだ公演にしたいです」
石田「もっと演技に挑戦したい!舞台は何度か挑戦させていただいているのですが、ドラマとか映画のような映像作品にも出られるように頑張りたいです。OLさんとかお医者さんとか、石田千穂の人生だとできない職業の役を演じてみたいです。ビシッとスーツを着て出社したり、手術とかしてみたり♪」
曽川「ちょっと先のことなのですが、卒業コンサートがしたいです」
2人「えー!今から?(笑)」
曽川「『セトリも決めて』『衣装も決めて』みたいな。これまで先輩方の卒業コンサートに参加させていただいて、それが本当に素敵で、やるたびに『自分も絶対したい!』って思って。この思いはもう揺らぐことはないですね。もう絶対にしたい!だから、実現できるように実績を積んで、グループに貢献していきたいって思っています」
――曲の主人公は夢をかなえるために我慢していますが、皆さんの"我慢エピソード"を教えてください。
曽川「私、マーラータンが大好きで、好き過ぎてマーラータンの素と具材を買って、毎日、家で作って食べていたんです。ただ、むくみがすご過ぎて、今めっちゃ我慢しています...」
石田「ギリギリまで本当に頑張れないタイプなので、写真集の撮影の時に10日くらい前からギュッと食事を制限して挑んだんです。10日で7kgくらい痩せたんですけど、ちょうどその時がツアーの時期で、ツアー会場のケータリングがめちゃくちゃ豪華だったんですよ...。回転寿司屋さんが来たり、徳島ラーメンが来たり...。『もう勘弁してくれよ!』って思いながら、歯を食いしばって我慢しました」
中村「私はニンニクがすごく好きで、ライブの前でも『メンバーだったらいいかな』と思って、あまり気にせず食べちゃうんです。でも、少し前に舞台と映画の撮影が続いていた時に、共演者の方に『ニンニク臭っ!』って思われたらいけないから、ずっと我慢してました。撮影が終わってすぐに二郎系のラーメン屋さんに行って、"ニンニクマシマシ"で食べました(笑)」
リリース情報
STU48 11thシングル「地平線を見ているか?」
発売日:2025年1月15日(水)発売
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