笑わない花魁を演じる乃木坂46・久保史緒里が告白「与田祐希をトークで笑わせるのは難しいです(笑)」

乃木坂46・久保史緒里
乃木坂46・久保史緒里

乃木坂46・久保史緒里が主演を務める舞台「桜文」が9月5日(月)より東京・PARCO劇場で上演される。

同作品は、明治期、吉原随一の花魁・桜雅(久保)を巡る耽美な悲恋の物語。明治後期、激動の時代の吉原遊郭で、当代随一と謳われる花魁・桜雅は、その妖艶な佇まいとともに、決して笑顔を見せないことでも、その名を知られていた。何とか桜雅の笑顔を引き出そうと、当代きっての大店、紙問屋の旦那・西条(榎木孝明)は、その財力で豪華絢爛、贅を極めた花魁道中を踏ませることに。一方、新聞社は、吉原のような世界とは全く縁のない堅物で生真面目な若き小説家の霧野(ゆうたろう)に花魁道中の記事を書かせようと、白羽の矢を立て、見物に参加させていた。全く笑わない桜雅を目の前に、霧野は純真な心で思わず「笑ってください」と叫んでしまい、霧野の目を見た桜雅は...。

今回、久保にインタビューを行い、台本を読んだ感想や初挑戦となる花魁役について、稽古の様子などについて語ってもらった。

――台本を読んだ感想は?

「話が進むにつれて『苦しい...』と思う段階が何回も来る作品だったので、今まで自分がやらせていただいた作品とは違った苦しい役どころだなと思いました。また、時代物ということで所作や話し方、浴衣での稽古も初めてですし、(花魁の桜雅と花魁になる前の笹沖雅沙子の)一人で二役を演じさせていただくというのもあまりなかったので『2つの役の違いをどう出すのか』など、私にとって挑戦となる舞台だなと感じました」

――稽古はいかがですか?

「桜雅は"笑わない花魁"なのですが、稽古でもその部分にはなかなか苦戦しています。やはり桜雅にも日常があって、その日常の中のやりとりでつい微笑んでしまうことがあって...。冷酷に見えないようにしながらも、そういう時でも笑わないようにするためにはどうしたらいいかを探りながらの毎日です。あと、独特なせりふ回しが難しくて今まで以上に台本を覚えるのに時間が掛かっていますし、動きに関しても和装だとどうしてもきっちりとした動きになってしまう中で、(日常のシーンで)きれい過ぎないよう意識的に外すというのも難しいですね」

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舞台情報

パルコ・プロデュース2022「桜文」
<東京公演>
2022年9月5日(月)~25日(日) 東京・PARCO劇場
<大阪公演>
2022年10月1日(土)、2日(日) 大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール
<愛知公演>
2022年10月5日(水) 愛知・名古屋文理大学文化フォーラム(稲沢市民会館)
<長野公演>
2022年10月8日(土) 長野・サントミューゼ 上田市交流文化芸術センター 大ホール

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