続いての「トウキョウ・シャンディ・ランデヴ」「失楽ペトリ」ではキュートなダンスで、「bin」「エンダー」「トリコロージュ」では圧倒的な歌唱力で、緑仙ワールドを具現化。パンダの着ぐるみと共にキュートなダンスを披露した「ちゅ、多様性。」、大人っぽい歌声を聞かせた「アイディスマイル」、難曲として知られる「聖槍爆裂ボーイ」など、多彩な楽曲を完璧に歌い上げた緑仙は、特別ゲストとして、ぼっち星からやってきたミュージシャン活動を行う地球外生命体・ぼっちぼろまるをステージに呼び、ぼろまるが緑仙に提供した「ジョークス」で夢の競演を果たした。バックバンドとして参加するベーシスト、ウエムラユウキが所属するポルカドットスティングレイの「人魚」を披露した後、最後に「これからもみんなのことを応援させてください! ちょっとでも僕の歌がみんなのエールになれるよう、引き続き活動をがんばっていきます」と決意表明。そして切なくも希望が香るバラード「君になりたいから」をドラマチックに歌い上げた。
再び中華系ファッションで登場したアンコールでは、「ユニバーサルミュージックからソロメジャーデビュー」「メジャー1stミニアルバム『パラグラム』が10月4日リリース」「6月9日より配信開始の新曲『WE ARE YOU』が2023年のベガルタ仙台応援ソングに決定」というビッグニュースが立て続けに発表されると、会場は「おめでとう」の声であふれた。そして「WE ARE YOU」を初披露した後は、再びぼろまるを迎え、「イツライ」を熱唱し、記念すべき1stライブは幕を下ろした。
文=中村実香
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放送情報
緑仙 1st LIVE『Ryushen』
https://www.nijisanji.jp/events/ryushen_1stlive/