純烈が「演歌男子。」の思い出を振り返る。白川裕二郎「本当に知名度も全くない自分たちを最初に使ってくれた」

――「演歌男子。」は2014年からご出演されていますが、当時を振り返ってどのような存在ですか?たくさんエピソードがあると思いますが、心に残っていることを教えてください

酒井「やっぱり『演歌男子。』に出ないと紅白ないぞくらいの感覚はあった。この戦闘集団の中に山内恵介くんとか三山ひろしくんとかいたし。この集団に何とかついていかなきゃっていう。まずははやぶさを引きずり落ろすところから(笑)」

一同「(笑)」

酒井「もう本当に、ライバルとかじゃなくて和気あいあいだったんですけど、でもとにかくこの『演歌男子。』っていう輪の中に入ってる雰囲気をお客さんにも認知してもらわないとっていうのがすごくあったし、やっぱりNHKのうたコンとか地上波みたいな感覚で『演歌男子。』にキャスティングされなきゃ明日はないっていうかそういう恐ろしい番組始まってんじゃんっていう。だから出続けたいっていうか、それはすごいありましたよね」

白川「6人時代から演歌歌謡の音楽番組が少なくなってたり、音楽番組自体が少なくなってる中で、僕たちが右も左もわかんない演歌歌謡に入ったわけじゃないですか。本当に知名度も全くない自分たちを最初に使ってくれたのが『演歌男子。』さんでもあったので、すごく思い入れのある番組でもあるんですよね。歌だけではなくて、着物を着させてもらって歌わせてもらったりだとか、浴衣祭りみたいなのがあったりとか、ファンの人がこういうのをやったら喜ぶよねっていうものを常に提案してくれてそれをお客さんに見てもらって。ただ歌を聴きに来る、その人達を見に来るだけではなくて心の中も満たしてくれるようなそんな番組だったんで。今回自分たちはVTR出演ですけど、またいつかね」

後上「2014年初めて出させていただいてから2019年は5周年でけっこういろんなところでライブやったりとか、コロナ禍とか去年小田井さんの卒業のタイミングで"戦う演歌男子。"みたいなのに出させていただいたりする中で、本当にいろんなことやらせていただいたりして楽しいんですよね、絡みとしては。普段なかなか対バンみたいなのがあんまりない業界の中で、1個の大きい対バンフェスみたいな感じで楽しいんですけど。でも、よくよく見てると毎年ちょっとずつ人が入れ替わってるじゃないですか。この世界ならではの人の入れ替わりとか世代交代とかの厳しさを楽しさで上手く包み込んで、厳しくもあるけど楽しいみたいなことを身をもって体感してきたし、お客さんもこの業界全体の盛り上がりとして見てると感じるんじゃないかなっていう番組ですね」

――最後に、紅白出演ということで、岩永さんは初紅白かと思いますが、お気持ちを教えてください

酒井「良かったな~岩永!おめでとう!!」

岩永「ファンの方、メンバー、いつも支えてくれるスタッフとかにおめでとうございますと僕が言う感覚ですね。自分が出るんですけど(笑)。ただ言えるのはもう亡くなったおふくろとかは絶対喜んでくれるだろうなっていうの何となく想像つきますけど、それ以外は本当に自分のことじゃないみたい(笑)」

――ファンの方が喜んでくれることも嬉しいですか

岩永「そうですね。ファンの方もスタッフさんもそのために1年頑張ってるようなもんじゃないですか。なので、支えてくれてありがとうございます、おめでとうございますっていう感覚ですね」

酒井「岩永が一番言われるよね。間違いなく。純烈全体としては言われるけど、ひとりひとりのお客さんもスタッフも岩永さんおめでとうございますってなると思う。純烈さんおめでとうございます、そして岩永さんおめでとうございますっていう現象に間違いなくなるね」

文=HOMINIS編集部

この記事の全ての画像を見る

放送情報

演歌男子。10周年~昭和歌謡を歌う伝説の勇者たちとクリスタルの秘宝~
放送日時:【前編】 2024年1月20日(土)16:00~、【後編】 2024年1月27日(土)16:00~
チャンネル:歌謡ポップスチャンネル
※放送スケジュールは変更となる場合があります

キャンペーンバナー

関連記事

関連記事

記事の画像

記事に関するワード