矢作萌夏が圧巻のパフォーマンスでファンを魅了「みんなを日本武道館に連れて行きたい」

TBS・佐々木舞音アナウンサーとのトークコーナーでは、「すごく緊張していたんですけど、みんなの顔を見たら吹っ飛びました」と心境を語り、1曲目の「Shake it」について「『spilt milk』のメインの曲になるんですけど、ジャズっぽい楽曲が作りたくて、歌詞は女子の気持ちを詰め込んだメルヘンな楽曲になっています。とにかくメロディにこだわって作った曲で、割とすぐに1日くらいで出来上がったのですが、アレンジは何日もかけました」とにっこり。さらに、曲作りについて「家でやることが多いんですけど、ネタ切れになった時はカフェでやりました(笑)」と明かして笑いを誘った。ほか、「恋のスパイス」「夏のソーダ」にまつわるエピソードも告白。

その後、ピアノの弾き語りで「ピーターパン」「死に花に、生命を」をパフォーマンス。ソロデビューに合わせて10年ぶりに練習したというピアノ演奏に「(手汗で)手がベタベタです」と苦笑いしながらも、ピアノの前に座り歌い始めた矢作の伸びやかな歌声に、会場のファンたちは心を揺さぶられる。歌い始める前のおどけた雰囲気と歌唱中のギャップに、観客はうっとり。

パフォーマンス後、矢作は「手がベタベタで鍵盤に貼り付いていたんですけども(笑)、届くものがあったらいいなと思います」と述懐し、「バラードは特に自分が思っていることだったり、経験から出た言葉から作っているので、歌っている時も曲を作った時の心情や出来事を考えながら歌っています」と語った。そんな中、佐々木アナから「ずっと子供でいたいか、早く大人になりたいか、どっちですか?」と聞かれると、「子供でいたい。子供がいい!子供って何も考えなくていいじゃないですか」とコメントして爆笑をさらう一幕も。

ほか、カバーコーナーでは「また あなたのこと考えてた」「365日の紙飛行機」「First Love」を熱唱し、「『また あなたのこと考えてた』と『365日の紙飛行機』は、私がシンガーソングライターとしてデビューするきっかけとなった『AKB48グループ歌唱力No.1決定戦』で歌った思い出の曲で、『365日の紙飛行機』は優勝者が(特典としてライブで)最初のソロパートを歌えるっていう特権みたいなのがあって。それで、今は『全パート、私一人じゃん』って内心ガッツポーズしながら『夢を叶えた感じがするな』と思いながら歌わせていただきました」と笑顔を見せる。そして、「First Love」について「実は1年前の冬に住み込みで越後湯沢の旅館で働いておりまして。そこの料理長とスタッフのみんなで仕事が終わった後にカラオケに行って、みんな私の正体を知らない中で、初めて『First Love』を歌った時に、料理長から『おめえ、何もんだ?何でデビューしてないんだ?』って言われて!何もないただの矢作萌夏を初めて評価してもらった思い出の曲なので、選ばせてもらいました」と選曲理由を明かした。

衣装をピンクのトップスと銀色のスカートに着替えた後、「Don't stop the music」「Be My Self」を歌唱。アップテンポなメロディに合わせた矢作の弾むような歌唱に、会場の熱気もヒートアップ。

矢作はAKB48活動中に顔面神経麻痺になってしまい悩みながらも卒業を決めたこと、卒業後エイベックスに所属して作詞作曲を学んだこと、知らない場所に行って自分探しをするために越後湯沢で働き始めたこと、ポニーキャニオンからオファーを受けてソロデビューできたことなどをファンに直接語り、最後に「アンコール」を熱唱。歌唱後、「もういなくならないので、ずっとずっと付いて来てほしいです。今日はありがとうございました!」とコメントして全11曲のライブを締めくくった。

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放送情報【スカパー!】

矢作萌夏メジャーデビュー記念ライブ「spilt milk」supported by TBSチャンネル
2024年2月17日(土)21:00~
チャンネル:TBSチャンネル1
※放送スケジュールは変更になる場合がございます

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