Reolが4年越しに神奈川県民ホールに降臨!コロナ禍を経て胸に期す思いをぶつけた圧巻のライブを披露

撮影:横山マサト

和の意匠が施されたロングドレス姿に着替えて登場したReolは「煽げや尊し」「宵々古今」を熱唱。観客たちもジャンプやタオルを回したりと、体全体を使って同公演で見納めとなるライブを隅々まで体感していく。

2度目のMCでは、「blackの千秋楽ということで、今日でこの演目も見納めでございますので、ぜひ最後まで噛み締めて楽しんで観てくれたら嬉しいなと思います」と語り、「ここ神奈川県民ホールは2020年のツアーで、本当であれば追加公演で立たせていただくはずだったステージです。4年越しに皆さんのおかげで立つことができました。ありがとうございます。人生って思い通りにいかないことがある。私も本当はこの場所で2020年に歌うと思っていたし。でも、そういうことがみんなの人生の中にもきっと大なり小なりあったと思います。(それらを)たくさん乗り越えて今日という日があると思う」と述懐。

さらに、「私は進んでさえいけば、いつの日か『こんなこともあったね』って思える日が来るのかなって本気で思っていて、それを確かめるために歌ってるんだと思うし、何度も悩んでそれを歌詞にしたためているんだと思っています。だから、皆さんにもあった"別れがあった意味"が分かる日と出合えると信じて、私と一緒に歩き続けてもらいたいなと思います」と熱い思いを口にした。

撮影:横山マサト

ほか、「DDD」では、スペシャルゲストとしてエリナことジェラードン・アタック西本がサプライズ登場。曲に合わせてステージ上を練り歩くだけでなく、客席にまで下りて会場を盛り上げた。曲が終わり驚きの声と笑い声があふれる中、客席から「かわいい~」という歓声が上がると、西本は「もう!何~?急にライブに呼ばないでよね!」と"エリナ節"でコメントして爆笑をさらった。

撮影:横山マサト

クライマックスとなるアンコールでは、Reolが客席入口から登場してファンとの交流を図りながら「劣等上等」と「No title」を披露し、全24曲からなるライブを締めくくった。

カッコよさ、セクシーさ、圧倒的なパフォーマンス、観客を魅了する歌声、観客と作り上げる一体感、サプライズゲストも駆け付けたエンターテインメント性など、千秋楽にふさわしい最高の公演となった。

文=原田健

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放送情報【スカパー!】

M-ON! LIVE Reol 「Reol Oneman Live 2023/24 "UNBOX" black」
放送日時:2024年3月26日(火)22:00~
チャンネル:MUSIC ON! TV(エムオン!)
※放送スケジュールは変更になる場合があります

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