山崎育三郎が考える究極のエンターテインメントショー!ロバート秋山、幾田りら、花總まり、氷川きよし+KIINA.と豪華コラボレーション! 『ニッポン放送開局70周年 THIS IS IKU 2024 日本武道館』
- ミュージシャン
- 2024.11.25
山崎が「ずっとオファーし続けていた」というアーティスト・氷川きよし+KIINA.が続いての表彰者。「最優秀歌唱賞」に選ばれた氷川は、トロフィーを大事そうに胸に抱き「本当に嬉しいです。もう思い残すことはありません!」と喜びを語る。
歌番組で共演したことが縁で、連絡先を交換して交流を続けているという山崎と氷川。山崎は氷川と「今日どうしても一緒に歌いたい曲があった」と言い、学生時代に祖母からいつも「育ちゃん歌って」とリクエストされていたという「箱根八里の半次郎」と、「きよしのズンドコ節」をメドレーで披露し、さらに井上陽水・安全地帯の名曲「夏の終りのハーモニー」を一緒に歌うと、山崎は「夢が叶った!嬉しい!」と顔をほころばせた。そして氷川はセンターステージへ移動し、ソロで「限界突破×サバイバー」も披露。力強い歌声で会場を沸かす氷川、山崎も赤に染めたペンライトを振って観客を盛り上げていた。
最後のゲストは、山崎とミュージカル『エリザベート』にて共演した花總まり。「最優秀ミュージカル女王賞」として表彰され「こんな素晴らしい賞をいただき、人生で一番の喜びでございます!」と満面の笑みで喜びを語った花總は、日本武道館のステージに立つのはこれが初めて。「育くんのおかげです」と言い、さらにイヤモニ(インイヤーモニター)を付けるのも初めてだそうで、「さっきハマらないと思ったら、右左逆だったの!」とお茶目な一面を見せて観客をほっこりさせた。
そんな花總とは「ホール・ニュー・ワールド」「私が踊る時」「私だけに」「愛のテーマ」といったミュージカルの楽曲をデュエットで披露。見つめ合って歌う2人の姿に、観客もうっとり。歌唱後、『エリザベート』での共演時を思い出したと言う花總は「懐かしい気持ちになりました」と語り、山崎も公演時を振り返ってしみじみとした表情を浮かべていた。
余韻が残る中、急にステージが暗転すると、スクリーンにてミュージカル『モーツァルト!』出演者からのメッセージVTRが流れる。山崎はヴォルフガング・モーツァルト役として出演していた同作を、一昨年に卒業。そこで今回"モーツァルト!卒業メドレー"と題したスペシャルなステージを展開することに。
花總まり演じるナンネールとの掛け合いで始まり、1曲目の「赤いコート」から「僕こそ音楽」「残酷な人生」「愛していれば分かり合える」「何故愛せないの?」など『モーツァルト!』を代表する名曲が並び、役を演じていた頃の思いが込み上げて涙を浮かべながら歌う場面も。メドレーの最後の楽曲「影を逃れて」では「音楽を志す後輩にチャンスを与えたい」という山崎の思いで160名を超えるクワイヤを背負って歌い、実際のミュージカルさながらの圧巻のステージを繰り広げた。
そんなクワイヤたちの歌声が合わさり、いつもより豪華バージョンとなった「On Your Side」も披露。一緒に手を振る演出で、会場を一体感に包み込んだ。
公演情報
「ニッポン放送開局70周年 THIS IS IKU 2024 日本武道館」
■開催日時 2024年11月23日 開場16時/開演17時
■開催場所 日本武道館
■出演者 山崎育三郎
■ゲスト 秋山竜次(ロバート)、幾田りら、花總まり、氷川きよし+KIINA.(五十音順)
■イベントHP https://event.1242.com/events/this_is_iku_2024/
■イベントハッシュタグ #THISisIKU
詳しくはこちら