JO1、Apple TV+「KPOPPED」で世界に挑戦!與那城奨&河野純喜が語るコラボの舞台裏と新曲へ手応え
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画像提供 Apple TV+
――今回の経験は、これまでの活動の中でも特に貴重なものになったと思います。大きな機会を経て日本に戻ってきてから、何か変化を感じたことはありますか?
與那城「やっぱり自信がつきましたね。コラボをさせていただいたことで、僕ら自身も大きく成長できたと思います。収録から放送まで少し時間が空きましたが、その間にもワールドツアーや海外でのお仕事をたくさんさせてていただいています。そのうえでKESHAさんやEveさんとコラボした経験は、自分たちの糧になっていますね。特に純喜の高音パートが世界にも響くんだという確信を持てたことは、大きな自信になりました」
河野「JO1のスタイルで音楽を続けてきましたが、今回KESHAさんやEveさんと一緒にやることで新しいエッセンスが加わったと感じました。"こういう歌い方もあるんだ""こういう表現もできるんだ"とシンプルに学ぶことができて、もっと自由にライブを作っていこうと思えるようになりました。KESHAさんの表現もすごく刺激的で、これまでやったことのなかった表現に触れられたのも収穫です。今後のステージでも『もっとライブを進化させたい』とよりいっそう考えるようになりましたし、単にパフォーマンスをするだけでなく『何か新しいことができないか』と常に模索するようになりました」
――この「KPOPPED」でのコラボレーションを通して、ファンの皆さんに一番伝えたいメッセージや、JO1の魅力はどのようなところだと思いますか?
與那城「今回、初めて"パフォーマンス"という形で海外のアーティストとコラボさせてもらいました。これまでもR3HABとの楽曲コラボはありましたが、 こういう形で一緒にパフォーマンスするというのは、なかなか経験できないことです。だからこそ、JO1の良さや新しい一面をファンの皆さんに見てもらえたら嬉しいです。しかも今回はメンバーも英語で歌っているので、その部分も楽しみにしてもらえたらと思います」
河野「JO1は勝負ごとになると本当にムキになるグループです。パフォーマンスに関しては『絶対に負けたくない』という気持ちで臨みました。そこにKESHAさんやEveさんが加わったことで、最高のコラボレーションになったと思います。とにかく楽しいステージになっているので、ぜひ観ていただきたいです」

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――この番組には、Billlieさん、ITZYさん、Kep1erさん、ATEEZさん、KISS OF LIFEさんなども出演されていますが、個人的に気になるアーティストはいますか?
與那城「僕はATEEZさんですね。今回Apple TV+でコラボすると聞いたときには、まだ他の出演アーティストさんがどなたがいるのかは知らなかったんです。でも予告を見て錚々たる方たちがたくさん出られていて、とても驚きました。ATEEZさんは元々好きでしたし、MVの世界観も強かったり、少し"狂気"を感じるような部分も含めてとても魅力的で、歌もラップもできるし、パフォーマンス力も高い。そのATEEZさんが今回どうコラボを消化しているのか気になります」
河野「PSYさんもホストとして出演されていますよね。そこも注目です」
――與那城さんは、JO1のリーダーとして今回『K-POPPED』に挑戦したことをどう捉えましたか?
與那城「海外のアーティストとコラボすること自体が挑戦でしたし、下手なものは見せられないというプレッシャーも大きかったです。言語も違うのでどう伝えるかなど考えることも多くて、正直達成感と同じくらい緊張もありました。ただその環境に置かれたことで、メンバーが潜在能力を発揮する場面がたくさんあったと思います。今までやったことのない表現に挑戦できたし、厳しい環境だったからこそ新しい一面を見ることができました。大きな力になった挑戦だったと感じています」
――挑戦にあたって、事前に準備されたことはありましたか?
與那城「実は最初は通訳の方がいると聞いていたんです。でもいざ本番が始まったらいなくて(笑)。正直焦りましたが、そこからは自分たちで必死にコミュニケーションを取りました。全部を理解できたわけではなかったですが、カメラが回った瞬間に『通訳なし』でやることになって。まさに挑戦そのものでしたね」
――河野さんは、KESHAさんとのコラボレーションで、アメリカンポップスならではのリズムや構造が取り入れられていたと思いますが、新しい発見や挑戦はありましたか?
河野「そうですね。KESHAさんの楽曲は女性的な要素が強くて、振り付けにもエレガントな動きを入れるのが基本でした。僕らの『JOYRIDE』という曲のテーマとも重なる部分があり、"強い女性像"を意識しながら、歩き方や仕草も普段とは違う雰囲気で取り組みました」
――KESHAさんのライブは自由さや圧倒的な迫力が魅力ですが、その自由さとJO1の持ち味を掛け合わせる際に工夫した点は?
河野「ステージ全体をジェットコースターのようにしたかったんです。最初はKESHAさんを隠しておいて、途中で"花が開く"ように登場していただく。その後は僕たちの激しいサウンドと5人での迫力あるダンス、最後にKESHAさんと6人で揃うという流れを作りました。強弱をつけて展開を考えたことで、よりドラマチックなステージになったと思います」

ⒸLAPONE ENTERTAINMENT
――10月22日(水)にリリースされる10THシングルについてもお伺いします。収録されている楽曲「ひらく」は秦 基博さん書き下ろしで、映画の主題歌でもあります。受け取った時の印象は?
與那城「デモを初めて聴いた時は全員で一緒にいたんですけど、本当に感動しました。しかも秦さんが歌ってくださっていたので『完成してる!』って思いましたし、すごいなってなりました。まめ(豆原一成)の映画の主題歌ですし、これはJO1にとって大事な曲になると感じたのを覚えています。音数が少なく小手先では歌えない曲だからこそ、みんなでしっかり歌っていこうと思いました」
河野「僕もデモを聴いてめちゃくちゃ嬉しかったです。秦さんの歌声だけで正直作品として完成していたからこそ、11人でこの曲を歌う意味を考えながら、僕たちなりのいい曲にしないとって。映画があってのこの曲なので、その繋がりや言葉の意味を考えながら歌いました」
――記念すべき10枚目のシングルですが、幅広い音楽のジャンルを横断する1枚になっているとお聞きしました。制作で挑戦的だったポイントや新しい発見は?
與那城「タイトル曲の『Handz In My Pocket』は、メンバーで意見を出し合ってデモの中から選曲しました。振付もコレオグラファーの方々に自分達も意見を出させてもらって作り上げた1曲。今までJO1がやらなかったジャンルを、あえてタイトル曲に持ってきました。中毒性のあるサビやダンスを意識した楽曲になっています」
河野「他の収録曲だと、僕は『Rush』がすごく好きなんです。盛り上がるし、激しいJO1の強さを表した曲。とにかくかっこいいので早くライブでやりたいですね。ありがたいことに毎度のことながら、今回のシングルも全部好きですね」
文=HOMINIS編集部
作品情報
Apple TV+「KPOPPED」
出演:JO1、KESHA、Eve 他
2025年8月29日Apple TV+にて、全8エピソード配信開始
10thシングル「Handz In My Pocket」
2025年10月22日(水)リリース
Apple Music『これ聴いてます』
Apple Musicで配信中の、アーティストが自分のライブラリの中から実際に聴いている音楽をピックアップして紹介するラジオ番組『これ聴いてます』に、JO1の豆原一成さんが出演。KPOPPEDにまつわる楽曲について語っています。
2025年8月29日より配信中!
http://apple.co/ListeningTo

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