真心ブラザーズ、「マゴーソニック 2018」で真心らしさ全開!

真心ブラザーズがゲストを招いて行うライブイベント「マゴーソニック 2018」が6月1日と6月8日に開催された。1日は、東京・日本橋三井ホールでハナレグミを対バンに迎えて、アコースティックライブを。8日は東京・日本青年館でフラワーカンパニーズとバンド編成ライブを行った。

真心ブラザーズは1989年、早稲田大学在学中に音楽サークルに所属する先輩・YO-KINGと、後輩の桜井秀俊で結成。バラエティ番組内のコーナー「勝ち抜きフォークソング合戦」に出演し、10週連続で勝ち抜き、1989年9月「うみ」でメジャーデビューを果たした。その後も高校野球の応援歌として、今でも球場で演奏される「どか~ん」や、2013年に山下智久がカバーしたことで再び脚光を浴びた「サマーヌード」など、耳に残り遊び心あふれるロックサウンドで人気を博してきた。

2013年からの恒例イベントである「マゴーソニック」。過去には、東京スカパラダイスオーケストラや藤井フミヤ、斉藤和義、OKAMOTO'Sなど個性的なアーティストたちと共演してきた。そして今回フラワーカンパニーズと日本青年館で共演するのは、彼ら自身2度目。2014年に改装前の同場所で行ったライブイベント「日本中年館」以来である。ふたりに紹介されてフラワーカンパニーズが登場すると、名曲「夢の列車」からライブをスタートさせた。最新アルバム収録曲「ピースフル」や、ライブでの人気曲「はぐれ者賛歌」などを披露。観客たちと一体になるコールアンドレスポンスや、手拍子で会場を大いに盛り上げた。

フラワーカンパニーズに続いた真心ブラザーズ。バンド編成での対バンということで、ベース・岡部晴彦とドラムス・伊藤大地がサポートに入った。アップテンポだが、どこか肩の力が抜けるような「BABY BABY BABY」から始まり、ロックンロールの「紺色」や「アーカイビズム」、YO-KINGのギターソロが冴えわたる「アイアンホース」など絶好調な演奏を見せつけた。その後も「レコードのブツブツ」や「人間はもう終わりだ!」で真心らしさを全面に出すと、ラストは彼らの真骨頂ともいえる「スピード2」で幕を閉じた。

アンコールでは両バンドがステージに上がり、フラワーカンパニーズの「元少年の歌」や真心ブラザーズの「ENDLESS SUMMER NUDE」などをセッションで。
その熱い模様は6月30日(土)21:00からBSスカパー!で独占放送されるので、お見逃しなく。

文=津金美雪

この記事の全ての画像を見る

放送情報

マゴーソニック2018 バンド編 ~新青年館で再中年館~

放送日時:2018年6月30日(土)21:00~

チャンネル:BSスカパー!

※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

詳しくはこちら

キャンペーンバナー

関連記事

関連記事

記事の画像

記事に関するワード

関連人物