際立つ個性が光る北村匠海DISH//の幅広いエンターテインメント性

北村匠海(ボーカル&ギター)、矢部昌暉(コーラス&ギター)、橘柊生(DJ &キーボード)、泉大智(ドラム)による歌って踊るダンスロックバンド、DISH//。2011年12月に結成して、2013年6月にメジャーデビュー。メンバーみずから"歌って踊る"というスタイルは、彼らの個性となっており、ライブ活動においてそのエンターテインメント性を発揮している。

メジャーデビュー直後に行った全国ツアーをはじめ、2015年から4年連続での日本武道館公演、日比谷野外音楽堂でのライブも恒例化させるなど、まさしくライブは彼らの主戦場。バンドの歴史、そしてメンバーたちも年齢を重ねるにつれて、バンドも大きく成長している。アイナ・ジ・エンド(BiSH)が参加し、あいみょんや田淵智也(UNISON SQUARE GARDEN)らが楽曲提供した2019年4月リリースの3rdアルバム『Junkfood Junction』でさらなる楽曲の幅広さを感じさせ、そのリリースにともなうツアー「DISH// Spring Tour 2019『Dress Up a Burnt Whole Cake!!!!』」で激しさや大人っぽさなど表現力も増した姿を見せて、現在の4人体制での一つの完成形をスラッシャー(ファンの総称)に示した。

今年2月に発売したミニアルバム『CIRCLE』も、中野雅之(BOOM BOOM SATELLITES)が作曲を手掛けた「FLASH BACK」、ケンモチヒデフミ(水曜日のカンパネラ)による「星をつかむ者達へ」、北村匠海が藤林聖子と歌詞を共作した「PM5:30」など、その内容の濃さから、わずか1年足らずでますます成長したことを感じさせるに十分の作品となっている。

メンバーそれぞれが個々でも活躍しているのも、DISH//の強みと言える。メンバー全員が今年春に放送されたドラマ「FAKE MOTION -卓球の王将-」(日本テレビ)に出演。矢部は「イケメン源氏伝 あやかし恋えにし 〜義経ノ章〜」(2020年2月上演)など舞台にも多く出演している。北村は2017年公開の映画「君の膵臓をたべたい」で第41回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、俳優としての存在感を発揮。その後も「君は月夜に光り輝く」(2019年)、「サヨナラまでの30分」(2020年)で主演を務めている。さらに9月からの連ドラ「おカネの切れ目が恋のはじまり」(TBS系)をはじめ、8月14日公開の映画「思い、思われ、ふり、ふられ。」など多くの出演作が控えている。

番組収録を終えたDISH//の4人

音楽シーンだけでなく、多方面から注目されているDISH//だが、今夏、新曲の配信リリースも決定しているということで8月23日(日)にスペースシャワーTVプラスでDISH//の特別番組が放送される。メンバー4人の魅力に迫る撮りおろしの番組で、DISH//の世界をたっぷりと味わってもらいたい。

文=田中隆信

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放送情報

『「僕らが強く。」リリース記念特番! DISH// 夏スペ2020!』
放送日時:2020年8月23日(日)19:00~
チャンネル:100%ヒッツ!スペースシャワーTV プラス
※放送スケジュールは変更になる場合があります

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