クレイジーケンバンド・横山剣「こみ上げるものがありました」武道館公演を語る

――今年を振り返るとどんな一年でしたか？

「いろいろ混沌としてますけど、みんな一緒に辛い思いを共有したわけです。あっという間に12月になっちゃったなって感じですが、一日一日の大切さを感じましたし、その積み重ねの一年だったなと思います」

――精力的に活動されている横山さんの原動力になっているものは？

「車が楽しいのも、釣りが楽しいのも、海に行って楽しいのも、全部音楽があってこそだと思います。音楽から音楽にフィードバックすることもあるんですけど、見た景色とか、香りとか、いろんなものが音楽に変換されるので、全部が音楽につながっていて、全部が原動力になっています」

――最後に、2021年はどんな年にしたいと考えていますか？

「そうですね。まず、どうなるか分からない状況は時の運に任せるしかないわけですが、とにかく精力的にやっていけたら。こういう時に曲がいっぱい生まれるんですよね。だから生まれた曲をどうしようかと。来年はアルバムが出せるのか、出せないのか、まだ何も決まってないですけど、いろんな形で発信できるので、いろいろお届けできると思います」

文＝田中隆信

この記事の全ての画像を見る