中森明菜斉藤由貴ら、個性が光る'80年代女性アイドルをラジオDJ・赤坂泰彦が語る

「斉藤由貴 35th anniversary concert 「THANKSGIVING」Special Edition」より
「斉藤由貴 35th anniversary concert 「THANKSGIVING」Special Edition」より

ラジオDJとして数多くのアーティストや楽曲の魅力を伝え続けている赤坂泰彦が、中森明菜ら女性アイドルの魅力を語る。

'80年代の歌謡界を賑わせていたのが女性アイドルたち。個性を放ち、多くの人の憧れの存在に。

「'80年代は多くのアイドルが誕生しましたが、キャンディーズやピンク・レディーの後に出てきた人たちなので個性が豊かなんですよね。陽のキャラがいれば陰のある人もいて、皆違う色を出していました」

個性的な女性アイドルの中から、印象が強かったという何人かをピックアップして魅力を分析してもらった。まずは中森明菜から。

「まさにディーバ(歌姫)ですよね。曲によって全然雰囲気が違っていて、『TATOO』ではボディコンを着て、ホーンセクションの入ったサウンドでダンサーを従えて歌っているステージの映像を覚えていますが、舞台というか、ミュージカルチックなところも魅力です。『ステージ感を狙ってくるのか、すごい!』と思いました。スタートはアイドル路線だったんでしょうけど、次第に楽曲・プロデュースを自分でチョイスできるようになったところが強みですよね」

赤坂泰彦が「まさにディーバ(歌姫)」と語る中森明菜

斉藤由貴と中山美穂の魅力は、ともに"女優"と"アイドル"の両立にあるのではと分析する。

「斉藤由貴さんはドラマ『スケバン刑事』にも出られていたので、当時も女優さんのイメージがありました。薬師丸ひろ子さんと同じ系統で、演技もして歌も歌っているという。『卒業』は情景が見える曲で、卒業と関係ない僕が聴いてもキュンと来ますね。中山美穂さんも同じ系統だと思うんです。彼女が出ていたドラマの主題歌『派手 !!! 』を歌うなど、うまくテレビとのバランスが取れてキャラクターが作られていったんですよね。と言いながらも、本人の確固たる意志があるので、アイドルの枠に収まらないところが魅力です」

最後に、おニャン子クラブを経てソロになった工藤静香について尋ねた。

「工藤静香さんは後藤次利さんが曲を作ったりされているのでロックな印象がありますね。存在としては、不良仲間の一番人気の憧れの子みたいな感じ。男の子から人気はあるのはもちろんですが、"女性の自立"を掲げるオピニオンリーダーのような、ちょっと不良っぽいけど学級委員もできそうな雰囲気なので同性からも慕われているイメージです」

'80年代歌謡曲が注目されている昨今。4人のライブ映像でその魅力を再確認してもらいたい。

「当時の曲を聴くことで、その頃の気持ちに戻れますよね。ステイホームのご時世ですから、こんな過ごし方もおすすめです」

赤坂泰彦

あかさか・やすひこ●'59年生まれ。ラジオDJや番組MC、ナレーターとして活躍中。現在は「歌謡プレミアム」(BS日テレ)、「ラジオマンジャック」(NHK FM)にレギュラー出演中。

取材・文=田中隆信

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放送情報

M-ON! LIVE 中山美穂「WHUU!! NATURAL Live at Budokan '89」
放送日時:2021年3月21日(日)12:30~
M-ON! LIVE 工藤静香「静香のコンサ-ト'93 “Rise Me”」
放送日時:2021年3月21日(日)13:30~
M-ON! LIVE 中森明菜「“UTAHIME” AKINA NAKAMORI PARCO THEATER LIVE」
放送日時:2021年3月21日(日)15:00~
チャンネル:MUSIC ON! TV(エムオン!)

斉藤由貴 35th anniversary concert 「THANKSGIVING」Special Edition
放送日時:2021年3月27日(土)22:25~
チャンネル:ファミリー劇場

※放送スケジュールは変更になる場合があります

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