ミッツ・マングローブが演歌の魅力に迫る!「脱線した話がすごく良かったです」

MCのミッツ・マングローブとアシスタントのダイアナ・エクストラバガンザが、演歌の魅力に深く迫る音楽番組「熱唱!うた道」が3月22日(月)に放送される。上手に歌いたいと願う演歌ファンに向けて、曲にまつわるエピソードや歌う時のコツを伝授する。

ゲストは「北酒場」「浪花節だよ人生は」などで人気を博した細川たかし。当時を振り返ると共に名曲の数々をフルコーラスで披露する。さらに11歳の頃より細川に師事した彩青も登場し、「津軽三味線ひとり旅」を熱唱する。

今回、MCを務めたミッツにインタビューを行い、収録を終えた感想や歌への思いを語ってもらった。

「熱唱!うた道」に出演するミッツ・マングローブと細川たかし

――収録した感想はいかがですか?

「実は上がり症なんですよ。だからダイアナさんにも出ていただいて、気持ちの逃げ場というか一対一で対峙する形ではなく、飲みに来たお客さんといるみたいな感じにしていただけたので助かりました。細川さんにもいろいろなことをお話しいただいて、特に打ち合わせ通りではなく脱線した話がすごく良かったですね。どこまで引き出せるかというとおこがましいですけど、そういう話を聞きたいと思っていたので、聞くことができて良かったと思っています」

――MCとして事前に準備されたことはありますか?

「今回、細川さんが歌われるということで井沢八郎さんの『北海の満月』という曲を改めて勉強しました。そこで、井沢さんの歌手としての素晴らしさを知ることができて、勉強するきっかけをいただけたことをありがたく思っています」

――アシスタントという立ち位置で共演されたダイアナさんはいかがでしたか?

「先輩なんですけどね(笑)。私は型にはまってしまいがちなので、変化球を投げ込んでくれるダイアナさんを頼りにしました」

――細川さんから歌うコツを教えていただいていましたが、感心したことは?

「背筋の話とかは細川さん以外にも聞く話ではあるんですけど、普段から運動をしていないのに高い靴を履いたり踊ったりするので、私たちはみんな40歳くらいで腰を痛めがちなんですよね。私も腰に爆弾を抱えているので、改めて背筋ってすごく大事なんだなと思いました。あと、利き手じゃない方の手でマイクを持つと言われていたことが驚きで、私は利き手でマイクを持たないと歌に集中できないし、所作とかの格好も付けられないので新鮮でした」

――細川さんの紹介で対面された彩青さんの印象はいかがですか?

「歌も楽器の演奏も素晴らしかったです。日本レコード大賞で新人賞も受賞されていますし。いま演歌では若手がすごく多いそうで、切磋琢磨してどのタイミングで頭一つ抜けるかを競い合っている最中なので、彩青さんも含めて皆さん芸能に対して真っすぐで真摯ですね。師匠である細川さんの気持ちの抜き方とか絶妙なバランスは教えられるものではないので、それを自分たちで感じ取ってそれぞれの味として出てくると思うと、今後が楽しみです」

――ミッツさんも歌手としてデビューされていますが、歌う上でのコツなどはありますか?

「考えたこともないです(笑)。私は3人組で歌っているので3人組のハーモニーやバランスがグループとソロでは違うので、そこは気を付けています。あとは私も感じていることではあるんですけど、由紀さおりさんと対談した時に最近は日本語の解釈や発音がおろそかになっているとお話しされていたことをすごく覚えています。きれいに発してきれいに伝えることは大事ということなのですが、結局それは言葉や言語に対して誇りを持っているかどうかだと思うんですよね。私はそんなに言葉がきれいな方ではないですが、意識としては持っていたいと思っていて。ネットの中での言葉や略語のように時代と共に変わっていくものもあるとは思うんですけど、私はあまりそこに染まりたくはない。マクドナルドはマクドナルドって言いたいんですよね。みんなが使っているからいいやではなく、語感に対してのこだわりは大事だと思っているので、それが歌に対しての意識に影響しているかもしれないです」

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放送情報

熱唱!うた道
放送日時:2020年3月22日(月)18:00~ほか
チャンネル:BS スカパー!
※放送スケジュールは変更になる場合があります

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