チ・チャンウクの激変ぶりが当時話題に!好感度をかなぐり捨て、ドロドロとした醜い内面をさらけ出したチュ・ジフンとの共演シーン

「蒼のピアニスト」
「蒼のピアニスト」

(C)JIDAM

誠実で心優しい主人公・ジホを演じたジフンは、当時「宮(クン) -Love in Palace-」(2006年)や「魔王」(2007年)で高い人気を誇っていたスター俳優。ストーリーが進み、守りたいものができたジホが、爽やかな好青年というだけではない別の顔を覗かせていく展開にも引き込まれる。

「蒼のピアニスト」
「蒼のピアニスト」

(C)JIDAM

一方のチャンウクは、母親が異なる兄・ジホへの嫉妬に苦しむ複雑な胸中を体現。ピアニストとして非凡な才能を持つジホに劣等感を募らせ、さらに初恋の少女・ダミ(チン・セヨン)が抱くジホへの恋心に気づいたイナは、兄に対する憎しみを一層激しく燃え上がらせていく。

「蒼のピアニスト」
「蒼のピアニスト」

(C)JIDAM

「蒼のピアニスト」
「蒼のピアニスト」

(C)JIDAM

実の母に「まだ僕に期待しているの?立派な"長男"がいるのに」と皮肉をぶつけ、「母さんのためにも態度を改めて生きろ」とジホに注意されると、「苦労知らずの天才に俺の気持ちが分かるか!」と強い言葉で反発する。チャンウクが、全てにおいてジホに及ばないイナの苦しみと悔しさ、ドロドロとした人間の醜い内面をさらけ出し、俳優としての新境地を開いている。

「蒼のピアニスト」
「蒼のピアニスト」

(C)JIDAM

「蒼のピアニスト」
「蒼のピアニスト」

(C)JIDAM

ジホとイナの溝をさらに深めるきっかけとなるダミとの三角関係も、ドラマの大きな見どころ。その後に「オクニョ 運命の女(ひと)」(2016年)で大ブレイクすることになるチン・セヨンがダミを演じているのだが、当時はまだ18歳。どこか少女らしさを残した彼女が、一回り年の離れたジフンと見せる初々しいキスシーンも魅力的だ。

この記事の全ての画像を見る

放送情報

蒼のピアニスト
放送日時:2023年7月6日(木)7:00~
※毎週(月)~(金)7:00~
※7月17日(月)は放送なし
チャンネル:ホームドラマチャンネル 韓流・時代劇・国内ドラマ
※放送スケジュールは変更になる場合があります

詳しくはこちら

キャンペーンバナー

関連記事

記事の画像

記事に関するワード

関連人物