完全体カムバックが話題のEXO(エクソ)、長い年月を共に過ごしたメンバーのリアルな関係性

7月10日に7thフルアルバム「EXIST」をリリースし、約3年8ヶ月ぶりに"完全体"として待望のカムバックを果たしたEXO(エクソ)。「ミュージックバンク」をはじめとする韓国の音楽番組では、圧巻のパフォーマンスや仲睦まじいトークでファンを沸かせた一方で、国内外の音楽チャートも席巻。iTunesトップ・アルバム・チャートでは、日本を含む世界66の国と地域で首位を獲得するなど、揺るぐことのない世界的な影響力を見せつけたばかりだ。

そんな彼らがデビュー10周年という節目のタイミングを迎えた2022年に出演したのが、KBS Worldにて8月21日(月)から放送される「EXOのあみだで世界旅行～南海編～」だ。

「EXOのあみだで世界旅行」は、"あみだくじ"で食事や寝る場所などを決めるという予測不能な旅行に密着するリアルバラエティ。今回が第3弾となり、2018年の第1弾「日本編」ではEXO-CBX(ベクヒョン、シウミン、チェン)の3人が鳥取県を満喫。2019年の第2弾「高雄＆墾丁編」では8名のメンバーが台湾を訪れ、飾らない素顔を露わにしてきた。

記念すべきデビュー10周年のタイミングで復活した第3弾では、スホ、シウミン、D.O.(ディオ)、カイ、セフンの5人が韓国屈指の豊かな自然で知られる慶尚南道の南海(ナムヘ)を訪問。2泊3日の旅行で大自然を味わいながら、ゲームや料理、無茶ぶりのミッションに挑戦し、等身大の魅力を存分に振りまいた。

EXOのスローガンである"サランハジャ(愛し合おう)"精神のもと、心を一つにして南海を満喫していく5人。パラグライダーに乗ったり、アルバイトを体験したり、仲良く写真を撮ったり...企画の1つ1つを大はしゃぎしながら楽しむメンバーの姿は何とも微笑ましいが、食事や寝る場所が懸かったミッションでは"勝ち"への貪欲な姿勢が浮き彫りになっていく。

意外にも一見クールでマイペースそうに見えるD.O.は、どんなゲームにも全力投球。真剣な目つきで情熱をメラメラと燃やす様子が新鮮だ。そんなD.O.に触発されるように他のメンバーも互いに煽り合うなどヒートアップ。ゲームと関係のない食事中には、当時SNSで話題になっていた"エゴマの葉論争"でカイとD.O.が持論をぶつけ合うなど、親しいからこその白熱したトークにはつい見入ってしまう。

気の置けない仲間との旅ではそれぞれの素顔も浮き彫りに。リーダーのスホは食事を取り分けたり、場の雰囲気を盛り上げたりとメンバー思いの優しい一面を覗かせれば、グルメなD.O.は活気あふれる市場の雰囲気にテンションが上がり、「あれもこれも」と目を輝かせながら次々と買い漁っていく姿が可愛らしい。

シウミンはシャボン玉で盛り上がるなど最年長とは思えない無邪気さを見せ、カイから「いったい何歳なの？」と突っ込まれる場面も。一方、そんなチャーミングな兄たちのやり取りを横目に、常に大爆笑しているのがマンネ(末っ子)のセフン。カメラの存在を忘れるほど彼らの何気ない言動からは、まるで兄弟のような関係性が自然と伝わってくる。

10周年を迎えたEXOに対し、芸能界の先輩たちからメッセージが届いたりと、記憶に残る"特別な時間"も刻まれた今回の南海旅行。待望のカムバックを果たした今、10年という月日を共にしてきたメンバー同士の絆を改めて見つめ直してみてはいかがだろうか。

文＝HOMINIS編集部

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