――2人の恋の行方に関する見どころは?ぜひ注目して観てほしいところをご紹介願います
イム「2人は甘辛な関係なんです。1つのシーンの中でケンカして仲直りして、泣いて笑って...そんなシーンばかりです。長めのシーンが多いのですが、その中に細かい感情の揺れ動きがあるし、会話の応酬もあります。それを楽しんでもらえれば幸いです。実際、そんなシーンがどう映像になっているか、自分でもとても気になります。本作では彼と私がセリフと演技で表現する部分が多いんです。とにかく、楽しんで観ていただけたら嬉しいですね」
キム「スヒャンさんが言ったように、確かにセリフが多くて慌ただしいかもしれません。でもその中に2人の甘辛な関係や面白い掛け合いもあります。その流れに巻き込まれて観ていたら、新たな発見があるはず。負担になるような重いストーリーではないですし、セリフのトーンも軽く耳に入ってくる日常的な会話です。気楽に観てもらえれば、心温まるラブロマンスの見どころに行き当たると思います」
――撮影現場はどうでしたか?印象的なエピソードがあればお願いします
キム「これはネタバレかな...、灯台のシーン...」
イム「ネタバレじゃないわ。予告で流れていたから」
キム「2人が時代劇の衣装で赤い灯台の前で撮影したシーンがあります。完成までにすごく時間がかかりました。天候や日没時間の制約もあって...。地方ロケでしたが、苦労して撮影した記憶があります。最後は寒さに震えながらの撮影でした。でも、とても美しく仕上がったので満足しています。確か、最初ロケ地に行った時は雨に降られてソウルに戻ったり...」
イム「急に台風が来て撮影に数日かかりました。あと、突然日が陰ったりと苦労が多かっただけに、美しく映っていたらうれしいですね。実はとても重要なシーンなんです。あのシーンは忘れられません。あと印象に残っているのは、行列が山を行くシーンですね。ソリとオ・ヒョンが駕籠の行列で進むシーンです。あの時の風景は現実と思えないほどでした。私が駕籠の窓越しに馬上の彼を見上げるんです。額縁の中の絵のようにステキで、ソリになった気分でした。あの時も撮影自体はとても苦労したけど、実際に高麗時代にいるような感覚になりました。窓から見えるのは彼の姿だけで、スタッフは見えないんです。見えるのは馬上のオ・ヒョンだけ。あのシーンは印象的でしたね」
――現場のムードメーカーは?
キム「ムードメーカーといえばスヒャンさんでしょう」
イム「オクシンとカクシンは?」
キム「スヒャンさん以外では、オクシンとカクシンですね。2人ともユーモラスで話し上手、アイデアの宝庫なんです。いいアイデアを出してもらい、とても助かっています」
イム「2人ともコメディーが得意なので、登場するだけで笑っちゃう。現場でも気さくに話しかけてくださる姿は、見ていてとても勉強になります。2人は現場の活力源ですね」
――最後に、日本での放送を待ちわびているファンの皆様に、簡単にドラマの見どころと挨拶をお願いします
キム「視聴者の皆様、『コクドゥの季節』はセリフも多くて、私たち2人の会話の応酬が面白いはずです。コクドゥには、99年ごとに99日間、この世で過ごす理由があります。その理由とは何で、どんな出来事によって解決するのか、長く待ちわびた末にどんな結末を迎えるのか、最初から最後まで細部に目を凝らして、じっくりとご覧ください。きっと面白さも倍増するでしょう」
イム「その通りです(笑)。ぜひ観てください」
キム・イム「(日本語で)『コクドゥの季節』をぜひご覧ください。お楽しみに」
文=HOMINIS編集部
放送情報
「コクドゥの季節」ノーカット字幕版
放送日時:2024年4月9日(火)スタート 毎週(月)~(金) 22:00~
チャンネル:女性チャンネル♪LaLa TV
※放送スケジュールは変更となる場合があります
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