日本でも熱狂的な支持を獲得した「賢い医師生活」(2020年)で主人公イ・イクジュンを演じたチョ・ジョンソク。共演のユ・ヨンソクらと共に演じた医師たち、通称"99ズ"の友情や、劇中バンド"ミドとパラソル"として披露する演奏シーンは評判を呼び、毎回とにかく泣ける!と大反響を巻き起こした。
同作のOSTでも美声を響かせたジョンソクは、もともとミュージカル出身で、デビュー20周年の今年は、3月22日より開幕するミュージカル「ヘドウィグ」に8年ぶりに復帰することに加え、Netflixの新コンテンツ「新人歌手チョ・ジョンソク」の始動が大きな話題に。韓国ミュージカル界では数々の受賞経験もあるジョンソクが歌手としてデビューするプロジェクトとあって、企画が発表されるやいなや、ファンの期待を一心に集めている。
これまでもドラマとミュージカルを行き来しながら結果を出し続けてきたジョンソク。その芸達者ぶりは現代ドラマにとどまらず、「観相師-かんそうし―」(2013年)や「王の涙 イ・サンの決断」(2014年)、「緑豆の花」(2019年)といった時代劇でも存在感を発揮してきた。今年1月にNetflixで配信開始した時代劇「魅惑の人」では、孤独な王を圧倒的な存在感と変幻自在の演技力で体現し、韓国内外の視聴者の心をがっちりと掴んだ。
「魅惑の人」は朝鮮王朝を舞台に、囲碁の天才であるチナン大君(のちの王イ・イン)と、領議政の娘でありながら男装し"賭け囲碁師"として資金を稼いでは人助けをするカン・ヒス(シン・セギョン)が、唯一無二の絆で結ばれていく姿を描く正統派時代劇。
ひょんなことで出会った2人は身分も年齢も超え、友として心を通わせていくが、チナン大君が王の座に就いたことで2人の関係はがらりと変わってしまう。
配信情報【Netflix】
Netflixシリーズ「魅惑の人」独占配信中
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