「愛の不時着」のソン・イェジン、清純派のイメージを覆す妖艶な「ファム・ファタール」役のギャップ

2022年3月31日に挙式したヒョンビン、ソン・イェジン夫妻も早や結婚2周年。日本でも社会現象を巻き起こしたドラマ「愛の不時着」(2019年)で共演し、実生活でも結ばれた彼らの仲睦まじい結婚生活は、SNSでも時折公開されるなど、常に注目の的となっている。

2022年11月には第1子を出産し、Netflixシリーズ「39歳」(2022年)以来となる女優復帰作が待たれるイェジン。「愛の不時着」のイメージがあまりに強い彼女だが、そもそも日本での知名度が一気に拡大したのは、第1次韓流ブームが吹き荒れる2004年に製作された映画「私の頭の中の消しゴム」の爆発的なヒットがきっかけだった。その後、ペ・ヨンジュンの相手役を演じた「四月の雪」(2005年)の大ヒットも続いたことで"映画女優"としての地位を確立。現在に至るまで第一線で活躍し続ける華やかなキャリアは周知の通りだ。

そんなイェジンが、危険な悪女役を演じた2008年の映画「ファム・ファタール」が5月26日(日)にアジアドラマチックTVにて放送される。同作は、国際的スリ組織の女ボスと孤高の刑事の禁断の愛を描くラブサスペンス。清純派で知られるイェジンが、表向きはタトゥー師でありながら、裏の顔はスリ組織のリーダーという"ギャップ"のある役柄に挑戦している。

ヤクザと繋がりを持つスリ事件を担当することになったベテラン刑事チョ・デヨン(キム・ミョンミン)は、潜伏捜査中に、華麗な容姿と神に近いスリの技術を持つペク・チャンミ(イェジン)と出会う。決して許されないと知りつつお互いに惹かれていく2人。出会ってはならなかった男女が強烈に求め合う一方で、自身に課せられた宿命との狭間で対峙する様子が鮮烈に描かれる。

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