ソン・イェジンの「妻の顔、母の顔」...竹内結子主演の映画「いま、会いにゆきます」の韓国版に見る、抜群の説得力とは?

「Be With You 〜いま、会いにゆきます」
「Be With You 〜いま、会いにゆきます」

「愛の不時着」(2019年)で共演したヒョンビンとの結婚から2年。第1子を出産後、芸能活動を再開させたソン・イェジンは、「第28回富川(プチョン)国際ファンタスティック映画祭」(7月4日~14日開催)の俳優特別展に選ばれ、記者会見やトークショーに出席。夫・ヒョンビンとの結婚理由についても"運命"という言葉を用いて率直に明かすなど、年齢を重ねた"ありのままの自分"をオープンに語る自然体の美しさに、改めて注目が集まっている。

日本中に第一次韓流ブームを巻き起こした"四季シリーズ"の第3作「夏の香り」(2003年)で脚光を浴びたイェジンが、日本でも広く知られるようになったのは、実力派スター、チョン・ウソンと共演した映画「私の頭の中の消しゴム」(2004年)の記録的ヒットがきっかけ。

イェジンが演じた社長令嬢スジンと夫・チョルス(ウソン)の絆は"運命の愛"そのもの。若年性アルツハイマー症により、徐々に記憶が失われていく中、チョルスを想い続けるスジンの深い愛情を全身全霊で体現した彼女の清廉な美しさを、いまだに記憶している...という人も多いのではないだろうか。

ソン・イェジンとソ・ジソブが夫婦を演じた「Be With You 〜いま、会いにゆきます」
ソン・イェジンとソ・ジソブが夫婦を演じた「Be With You 〜いま、会いにゆきます」

(C) 2018 LOTTE ENTERTAINMENT All Rights Reserved.

そんなイェジンが、同じように夫婦の運命的な絆を体現した作品が、映画「Be With You ~いま、会いにゆきます」(2018年)。サブタイトルからわかるように、竹内結子&中村獅童の主演で映画化された市川拓司のベストセラー小説「いま、会いにゆきます」を韓国で再映画化した作品だ。

「雨の季節に戻ってくるから」と言い残し、この世を去った妻・スアが、1年後の雨の季節に、夫・ウジンの前に再び姿を現す...というファンタジックなストーリー。イェジンは、竹内結子が演じた妻・澪を韓国版に置き換えた"スア"役。夫・ウジン役には、「バリでの出来事」(2004年)や「ごめん、愛してる」(2004年)など、日本でも人気の高いソ・ジソブが起用された。

この記事の全ての画像を見る

放送情報【スカパー!】

Be With You 〜いま、会いにゆきます
放送日時:2024年8月2日(金)・30日(金)22:00~
チャンネル:KBS World
※放送スケジュールは変更になる場合があります

詳しくはこちら

キャンペーンバナー

関連記事

記事の画像

記事に関するワード

関連人物