透明感あふれるイ・セヨンのラブコメ演技!坂口健太郎と共演するメロドラマ「愛のあとにくるもの」へと続く、その堅実なキャリアとは?

「ルール通りに愛して!」
「ルール通りに愛して!」

(C)KBS

その後も、主人公の異母妹を演じた「会いたい」(2012年)や、成功に執着するスター候補生を演じた「トロットの恋人」(2014年)、気の強いヒロインを好演した「最高の一発〜時空(とき)を超えて〜」(2017年)といった多彩な現代ドラマで、堅実ともいえるキャリアを着実に積み重ねてきたセヨン。中でも、正義感の強い変わり者の弁護士を演じた「ルール通りに愛して!」は、彼女の等身大の魅力が光る、コメディタッチのラブロマンスだ。

イ・スンギとの4年ぶりの共演でも話題を呼んだ本作は、かつては天才肌の検事だったビルオーナーのジョンホ(イ・スンギ)と、その同級生の弁護士・ユリ(イ・セヨン)との偶然の再会から物語が幕を開ける。

ユリが誰でも気軽に法律相談のできる"ローカフェ"を開業するため、ある物件を借りると、何とその大家は音信不通だった同級生のジョンホ。今はニート同然の生活を送っていたが、そこは元検事。法律に明るく口が達者な2人が、条文を持ち出して丁々発止の口げんかを繰り広げながら距離を縮めていく。

「ルール通りに愛して!」
「ルール通りに愛して!」

(C)KBS

"困っている人を助けたい、そのために自分の持つ法律の知識を活かしたい"と一生懸命なユリのひたむきなキャラクターにセヨンの意志的な瞳と突き抜けた演技がうまくハマり、真面目だけれどどこか抜けている愛嬌たっぷりのヒロイン像を体現。実はユリに17年もの間年片思いしているジョンホの気持ちに気付かない鈍感ぶりも、思い込んだら一直線のユリらしい。

一方のジョンホは、ある理由から検事を辞め、家賃収入で生活しながらWEB小説家(とは名ばかりのニート)生活を送っている。ローカフェを開業するというユリが心配でたまらず大家の立場であれこれ口を出すジョンホに、ユリは猛反発。猛烈な口げんかを繰り広げるのだが、スンギ&セヨンが作り出す"17年来"の打ち解けた空気感のせいか、妙にユーモラスで息の合った楽しいシーンに仕上がっている。

文句を言いつつも結局、最後には必死になって支えてくれるジョンホに、次第に「何だか変。ドキドキしてる...」と今まで感じたことのない思いを自覚し始めるユリ。体が触れたり、アクシデントで唇が重なりそうになったりと、物理的に近づく距離もユリの感情を掻き乱していく。

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放送情報【スカパー!】

ルール通りに愛して!
放送日時:2024年9月9日(月)22:00~
※毎週(月)(火)22:00~
チャンネル:KBS World
※放送スケジュールは変更になる場合があります

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