「慶余年」のソン・イー(宋軼)が、バイ・ジンティン(白敬亭)と体現する夫婦の絆...初夜に離縁を誓った男女の「その後」を描いたロマンス時代劇

中国の権威あるドラマ賞"白玉蘭賞"最優秀脚色賞をはじめ、国内の名だたるドラマアワードを総なめにした歴史ドラマ「慶余年～麒麟児、現る～」(2019年)。主人公・范閑を演じた新星チャン・ルオユンやヒロイン役のリー・チン、「陳情令」のシャオ・ジャンら、多くの若手スターを輩出した同作において、一躍脚光を浴びた美人女優と言えば、范閑の妹・范若若を演じたソン・イー(宋軼)だ。

艶やかな美貌と凛とした佇まいを活かし、数々の古装劇でキャリアを重ねてきた彼女も今年の10月で35歳に。4歳下の注目株バイ・ジンティン(白敬亭)と共演した「長風渡～あなたと綴る、運命の縁～」(2023年)では、望まない結婚を強いられながらも、夫との信頼を築き、自ら人生を切り拓いていく強いヒロイン像が注目を集めた。

10月17日(木)よりチャンネル銀河にて日本初放送される「長風渡～あなたと綴る、運命の縁～」(10月6日(日)に第1話無料先行放送)は、最悪の出会いを果たした富豪の放蕩息子と気丈なヒロインが繰り広げる物語。ソン・イーは、布商を営む柳家の嫡女(正室の娘)として生まれながらも側室に虐められている令嬢・柳玉茹、バイ・ジンティンは江南一の大富豪・顧家の悪名高い"ぼんくら息子"顧九思を演じている。

ソン・イーの魅力は、聡明で芯のある、凛とした佇まい。出世作となった「慶余年」では姉弟の間柄を演じたグオ・チーリンと夫婦役で再共演した「贅婿［ぜいせい］～ムコ殿は天才策士～」(2021年)でも、頭がよく商才があるヒロインを好演。「風起洛陽～神都に翔ける蒼き炎～」(2021年)では、ワン・イーボーが演じた主人公の妻役で美しく凛とした花嫁姿を披露した。

上品な美貌と知性を感じさせる強いヒロイン像は、今回の「長風渡」でも健在だ。顧九思の"ちょっとした戯れ"から顧家に嫁ぐはめになり、悲嘆にくれるものの、義父母を味方につけた柳玉茹は、九思を出世させるために徹底的に躾けることを決意する。

高飛車な態度をとる九思に負けず、初対面で「あなたはろくでなしで疫病神だわ」と啖呵を切るなど、堂々とした彼女の振る舞いは痛快で、どんな過酷な運命でも受け入れ人生を投げ出さない芯の強さが随所で魅力を放っている。

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