2016年のワン・ダイレクションの活動休止以降もソロアーティストとして華々しいキャリアを送るハリー・スタイルズ。自らの個性を押し出した3rdアルバム「Harry's House」は第65回グラミー賞の年間最優秀アルバム賞に選ばれるなど評価も高く、もはやワン・ダイレクションの肩書きに頼らない地位を築いている。
過去のイメージを払拭し、唯一無二のアーティストとして活躍する彼は、その抜群のスター性を生かし、歌手だけでなく俳優業にも進出。11月16日(土)にムービープラスで放送される「ドント・ウォーリー・ダーリン」では、メインキャストとして抜群の存在感を放っている。
クリストファー・ノーラン監督の「ダンケルク」(2017年)では、ドイツ軍の猛攻に襲われながらダンケルクからの脱出を目指す若き二等兵のサバイバルを熱演し、"世界で最も有名な新人俳優"としてスクリーンデビューを飾ったハリー。その後、マーベル映画「エターナルズ」(2021年)のクレジット映像でのカメオ出演を経て、メインキャストに抜擢されたのが2022年の「ドント・ウォーリー・ダーリン」だ。
女優としてハリウッドで活躍し、2019年の初監督作「ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー」が絶賛されたオリヴィア・ワイルドがメガホンを握った本作。完璧な生活が保証された街で夫と共に幸せな生活を送る女性が、ひょんなことから違和感に気づき街の暗部に迫っていく。現実か、悪夢か、予想できない物語が繰り広げられていく"ユートピア"スリラーで、撮影をきっかけにワイルド監督とハリーが交際に発展したこと(のちに破局)も話題を集めた。
砂漠地帯にポツンと存在する街で暮らすアリスと夫のジャック。この街はビクトリー社の所有地で、社員とその家族たちは高級住宅や高級車という理想の暮らしを享受していた。しかしアリスはある日、発狂した隣人の姿を見たことを機に街のタブーへと触れてしまうことに...。
「ミッドサマー」(2019年)など近年の注目作に引っ張りだこの実力派フローレンス・ピューと共に予測できない物語の謎を深めているハリー。街の異変に気づき深みにハマっていくアリスをピューがニューロティックな雰囲気を漂わせながら好演したのに対し、ハリーが演じたジャックは優しくて人望も厚く、仕事も絶好調という完璧な旦那だ。
放送情報【スカパー!】
ドント・ウォーリー・ダーリン
放送日時:2024年11月16日(土)20:56~
チャンネル:ムービープラス
※放送スケジュールは変更になる場合があります
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