眉目秀麗なティミー・シュー(許魏洲)の魅力が際立つ時代劇「風起花抄」の続編!愛妻への深い献身ぶりが印象的な「理想の夫」像
- 韓流・海外スター
- 2025.01.03
前作でも様々な困難を共に乗り越えてきた裴行倹と庫狄琉璃だが、今作では、その負けん気の強さから時にピンチに陥る妻・琉璃を、確かな見識と深い愛情で支える行倹の頼れる夫ぶりがより一層際立つ展開だ。
第1話でいきなり裴行倹の亡くなった前妻・陸琪娘にそっくりの娘・雨奴(マー・モンウェイ)を奴婢として送り込むなど、冒頭から大長公主の嫌がらせが始まる。しかもこの雨奴がまた賢く仕事熱心(?)で、巧みに行倹を誘惑するものだから、当然、琉璃の心中は穏やかでない。
だが、行倹はそんな琉璃の不安を察し、穏やかに彼女の髪をとかしながらはっきりと「雨奴とは何も起きない」と約束する。「父が遺してくれた荘園とはいえ、君が傷つけられるくらいならいっそ手放したい」と真っ直ぐに琉璃への愛情を口にする。ティミー・シューの甘いルックスにキャラクターの誠実さが加わって、行倹の魅力は序盤から最高潮に...。琉璃が大長公主のお供で家を留守にする際には、万が一にも間違いが起きないようわざわざ別宅に泊まるなど、どこまでも琉璃を大切にする姿は"理想の夫"そのものだ。
そんな中、2人の前にはさらなる困難が待ち受ける。行倹が武昭儀(後の武則天)の怒りを買ってしまったことから辺境の地・西州(現在のウイグル)へと左遷されることに。琉璃にとっては故郷であり、母の遺言にも登場する因縁の地。西州刺史の副官となった行倹は、琉璃と共に手を携えながら、朝廷を揺るがす陰謀に立ち向かっていく。
試練が巻き起こる度に琉璃の肩を優しく抱いて「何より君が大切だ」と、変わらぬ愛情を誠実な言葉と態度で表す行倹。そして、その大人の包容力を体現するティミー・シューを存分に堪能できるという至福が、本作の醍醐味の1つでもある。「苦しみを分かち合うことは夫婦でも難しい。だが私たちには関係ない。君に信じてもらえぬことが最も恐ろしい」――劇中で行倹が口にする数々の名台詞と共に、夫婦が辿る激動の展開を見守りたい。
文=酒寄美智子
放送情報【スカパー!】
風起西州~烈風に舞う花衣~
放送日時:2025年1月20日(月)13:00~
※毎週(月)~(金)13:00~
※2025年1月5日(日)21:00~第1話先行放送あり
チャンネル:チャンネル銀河 歴史ドラマ・サスペンス・日本のうた
※放送スケジュールは変更になる場合があります
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