シルヴェスター・スタローンの主演で人気コミックを映画化!法の番人が無実を証明すべく戦うSFアクション大作「ジャッジ・ドレッド」

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シルヴェスター・スタローンの主演で人気コミックを映画化した「ジャッジ・ドレッド」
シルヴェスター・スタローンの主演で人気コミックを映画化した「ジャッジ・ドレッド」

Judge Dredd (C) 2013 Cinergi Pictures Entertainment Inc., Cinergi Productions N.V. Inc. and Buena Vista Home Entertainment, Inc.

そんな中、1995年に公開されたのが「ジャッジ・ドレッド」だった。物語の舞台は西暦2139年。核戦争で荒廃した未来で人類に残された「メガシティ・ワン」は、秩序が乱れた犯罪都市となっていた。街の治安を守るために政府がとった法システムは、警察と司法の機能を兼ね備え、絶対的権限が与えられたエリート集団「ジャッジ」による取り締まり。スタローン演じるドレッドはその集団の頂点に立つ人物で、悪党たちから恐れられている存在。「俺が"法"だ!」と、犯罪者を次々と逮捕し、刑執行を行なっていた。そんなある日、身に覚えのない殺人罪で捕らわれてしまい、法に詳しい同僚のハーシーが弁護人を務めるが、終身刑を宣告されてしまう。ジャッジとしての権限も、銃などの武器も取り上げられ、刑務所に送られることとなってしまう...。

物語の冒頭で、刑期を終えてメガシティに戻ってきたが、暴動に巻き込まれ、ロボットの不正操作でジャッジに逮捕された運のない男ファージー(ロブ・シュナイダー)。刑務所に送られる飛行機の中で逮捕されたドレッドは彼と再会し、ひょんなことからバディ的な存在に。コミカルなファージーの存在が、この作品の中の"緩和"の役割も果たしている。また、もう1人のジャッジの味方、ハーシーを演じたのは、80年代に「アウトサイダー」、「ランブルフィッシュ」、「ストリート・オブ・ファイヤー」などに出演していたダイアン・レインで、この作品によって再び脚光を浴びることとなった。

Judge Dredd (C) 2013 Cinergi Pictures Entertainment Inc., Cinergi Productions N.V. Inc. and Buena Vista Home Entertainment, Inc.

法に最も忠実で、ジャッジとしてエリートの道を進んできたドレッドは、その真っすぐな性格故に友人や味方も少なく、敵が多い。殺人罪で不当に逮捕されたのも、大きな陰謀の序章。どちらかというと孤立していたドレッドが、ハーシーらの力を借りて自身の潔白を証明していく展開は見ていてハラハラさせられる。

持ち主のDNAが登録されている処刑銃、陸空両用のローマスター・バイクなど、近未来SFらしい武器や乗り物も多数登場。処刑銃は「連射」など音声でオーダーできるなどハイテクな機能が搭載されているので、そういう細かな部分に注目して見るのも面白そうだ。

文=田中隆信

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放送情報【スカパー!】

ジャッジ・ドレッド(1995)
放送日時:2025年6月26日(木)10:45~
チャンネル:ザ・シネマ
※放送スケジュールは変更になる場合がございます

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