サモ・ハン・キンポーのブレイク作!クンフー・コメディの傑作「燃えよデブゴン」

韓流・海外スター

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(C) Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.

サモ・ハン・キンポー主演のクンフー・コメディの傑作「燃えよデブゴン」が、ムービープラスで放送される。

本作は主演のサモ・ハン・キンポーが監督も務めた香港映画で、1978年に公開された(日本公開は1981年)。タイトルからも分かるように、ブルース・リーの代表作「燃えよドラゴン」へのオマージュを込めて作られた作品で、引き締まった肉体のブルース・リーの「燃えよドラゴン」の英語タイトル「Enter The Dragon」に対して、ぽっちゃり体型のサモ・ハン・キンポー主演の本作は「Enter The Fat Dragon」となっている。タイトルだけでなく、作品の中身もブルース・リーへのリスペクトとオマージュがふんだんに感じられ、それこそ"小ネタ"探しをしながら見るのも楽しい作品だ。

サモ・ハン・キンポーの代表作ともいえる「燃えよデブゴン」
サモ・ハン・キンポーの代表作ともいえる「燃えよデブゴン」

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物語の主人公は、香港の田舎で豚飼いをして暮らしている青年、ウォン・ロン(サモ・ハン・キンポー)。ブルース・リーに憧れている彼は、親指で鼻をこする真似をしながら、家畜の豚の世話をしていた。しかし、町で叔父が経営しているレストランの手伝いに呼ばれ、田舎を後にする。

町に向かうところでタイトルバックが流れ、サモ・ハン・キンポーのキレのある動きが見られるが、ここにもブルース・リーの肖像が使われている。

叔父が経営するレストランで働き始めて早々に、いつも"ただ食い"をしているチンピラ連中を一掃するウォン。ぽっちゃり体型だが機敏な動きで、まさにコテンパンにやっつけてしまう。チンピラたちは一旦退散するが、もちろんそのままで済むはずがない。ウォンが出前に出かけた間に店に仕返しにやってきた。食堂はめちゃくちゃになるまで荒らされ、叔父はショックを受けて休業することを決めた。職を失ったウォンは、叔父の店の常連客だった美しい女性、メイ・チェンとその妹に繁華街で遭遇。彼女たちが働く高級レストランに"用心棒"として雇ってもらえることとなった。

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放送情報【スカパー!】

燃えよデブゴン
放送日時:2025年7月8日(火)13:30~、7月18日(金)9:15~
チャンネル:ムービープラス
※放送スケジュールは変更になる場合がございます

詳しくは
こちら

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