永山瑛太と共演する新作にも期待!ソン・ソックの真に迫る演技から目が離せない映画「コメント部隊」
韓流・海外スター
先日、製作が発表されたNetflixシリーズ「ロード(仮題)」。国境を越えて繰り返される凄惨な殺人事件を追う2人の刑事の物語で、永山瑛太と共演するのが韓国の人気俳優ソン・ソックだ。
「私の解放日誌」(2022年)で遅咲きのブレイクを果たし、マ・ドンソクと共演したクライムアクション「犯罪都市 THE ROUNDUP」(2022年)ではまったく異なるジャンルで見せる幅広い演技で注目を集めた。また、名優チェ・ミンシクが26年ぶりにドラマ復帰した「カジノ」(2022年)や犯罪サスペンス「殺人者のパラドックス」(2024年)への出演も話題に。独特の雰囲気を纏い、多彩なジャンルで存在感を放っている。
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そんなソックの高い演技力を堪能できる作品が、主演を務めた「コメント部隊」(2024年)だ。11月28日(金)にWOWOWシネマで放送される本作は、韓国大統領直属の情報機関・国家情報院の世論操作事件を題材にした同名小説を原作とする犯罪スリラー。
近年では、社会を動かす世論の中心はマスコミではなくSNSなどのサイバー空間といわれ、フェイクニュースが社会を混乱に陥れることもある。しかし、そんなサイバー空間さえ誰かが支配しているかもしれない...。本作は、現代社会に潜む陰謀論、世論操作に強烈な疑念を提起する。韓国映画界の次世代監督として注目されたアン・グクジンの、およそ9年ぶりの新作かつ脚本も手掛けた渾身作だ。
ソックが演じるのは、実力はあるものの見栄っ張りな社会部記者イム・サンジン。自分の思い通りに書けないことを不満に思っていた彼は、上司の許可を得ずに大企業"マンジョン"の不正に関する独自の特ダネ記事を出す。この記事が話題になると期待していたものの、他の特ダネに潰されたうえ、情報提供者が死んでしまったことで誤報により人を死なせた"殺人記者""クズ"などと罵倒される。
企業側にも訴えられて停職処分となり、追い詰められていくサンジンの孤独や焦燥感を、ソックは呼吸や視線、瞬きに眉の動き一つで表現。そんな彼の生々しい演技が、見る者を物語の世界観に惹きつけていく。
放送情報【スカパー!】
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放送日時:2025年11月28日(金)21:00~
チャンネル:WOWOWシネマ(スカパー!)
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