今年10月に配信されるや、世界31の国と地域でNetflix週間TOP10(非英語/シリーズ)入りを果たすなど、"大人ロマンス"ジャンルとしては好調な数字を叩き出している「匿名の恋人たち」。
潔癖症の御曹司に扮した小栗旬と共に、不器用でピュアな大人の恋模様を体現しているのが、視線恐怖症の天才ショコラティエを演じている韓国トップ女優のハン・ヒョジュ。30代後半となり、初の母親役に挑んだ「ムービング」(2023年)や、強烈な悪役ぶりが話題となった映画「毒戦 BELIEVER 2」(2023年)などで役の幅を広げているが、もともとは日本に第1次韓流ブームを巻き起こした「四季」シリーズ最終章「春のワルツ」(2006年)をきっかけにブレイクした韓国の"国民的清純派女優"の一人だ。
その後、日本でも話題になったドラマ「トンイ」(2010年)で主演を務め、明るく賢い努力家の主人公・トンイを輝く笑顔とポジティブなキャラクターで演じきったヒョジュ。翌年から約6年間はドラマの現場を離れ、スクリーンで活躍した。
(C) 2011 SHOWBOX / MEDIAPLEX AND HB ENTERTAINMENT ALL RIGHTS RESERVED
その間に製作された映画の1つが、ソ・ジソブと共演した「ただ君だけ」(2011年)。ヒョジュ演じる目の不自由なヒロイン・ジョンファの明るく芯の強いキャラクターが観客を魅了し、日本でも吉高由里子&横浜流星の共演(タイトルは「きみの瞳が問いかけている」)でリメイクされたこの名作が、12月20日(土)にアジアドラマチックTV(アジドラ)で放送される。
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チャンピオンに輝いた過去を持ちながら今は心を閉ざして生きる元ボクサー・チョルミン(ソ・ジソブ)はある日、花のように愛くるしい女性・ジョンファ(ハン・ヒョジュ)と知り合う。視力を失いつつも明るいジョンファに惹かれ、チョルミンは心を開いていくが、2人はある"残酷な因縁"で繋がっていた...。
「バリでの出来事」「ごめん、愛してる」(共に2004年)で人気を集め、同じく第1次韓流ブームを牽引したソ・ジソブとの共演とあって、日本公開時には2人揃ってジャパンプレミアに登壇するなど注目を集めた同作。孤独で不器用なチョルミンが少しずつ人生に希望を見出していく過程が前半の見どころだが、その冷え切った心を温めて溶かすエネルギーになるのが、ジョンファの透明感あふれる笑顔だ。
放送情報
韓国映画「ただ君だけ」
放送日時:2025年12月20日(土)22:30~
チャンネル:アジアドラマチックTV(アジドラ)(スカパー!)
※放送スケジュールは変更になる場合があります
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