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――チュ・ヨンサンを演じながら、特に意識したり、努力した部分は?
「理工系の学生らしさを表現するために、姿勢や仕草といった細かな部分にもこだわりました。撮影中は、猫背気味の姿勢や少し丸まった肩を意識していました。そうした小さな癖にも、その人らしさが表れると思ったからです」
――チュ・ヨンサンというキャラクターが、ファン・ボルムビョルさんにとって新しい挑戦だった部分はありましたか?
「今回の作品はリズム感のあるコメディ要素と感情の振幅が大きい台詞が多く、本当に新しい挑戦でした。短い呼吸でやり取りする場面が多いため、言葉のスピードとタイミングを一つの音楽のように感じながら演じなければなりませんでした。また台詞の量が多いため『これを全て自分の言葉のようにしなければならない』というプレッシャーもありましたが、その過程が本当に楽しかったです。リズム感の中で感情が爆発する時のスリルがあったと言えるでしょうか」
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――ユン・ソンホ監督からは、本作やチュ・ヨンサンについてどんなお話がありましたか?
「監督から本当にたくさんの話を聞きました(笑)。最初は方向性が豊かすぎてむしろ混乱しましたが、その中で一つの言葉が長く心に残りました。『ヨンサンは感情を学んでいくAIのような存在だ』。この言葉を聞いてから、ヨンサンの内面が一瞬で描けました。感情を理解しようと努力する人物の質感が一層鮮明になったのです」
――キム・ヨハンさんとの2度目の共演をした感想は? 印象的なエピソードがあれば教えてください
「ヨハンさんとは『学校2021』で少しだけご一緒しました。今回再会できて嬉しく、お互いの成長を感じて胸が熱くなりました。ヨハンさんは現場でいつも雰囲気を明るくしてくれる方です。一緒にいるシーンでは笑いをこらえるのに苦労しましたが、そのおかげで撮影現場はいつも和やかでした。本当にありがたい共演者です」
――自分が考えるカン・ミンハクの魅力は?
「表向きはふざけているように見えても、その中には確かな真心がある人です。本当の愛を知っている人物だと思います」








