シウォン(SUPER JUNIOR) と コンミョン(5urprise) が語る「仕事」と「忍耐」

結成以来10年以上にわたり韓国のK-POP男性グループを引っ張るSUPER JUNIORのメンバー・シウォンと、2013年から始動した若手俳優グループ5urpriseのコンミョンが共演したドラマ「ピョン・ヒョクの恋」がDATVで放送される。シウォンが財閥の親に勘当され生活力ゼロの御曹司ピョン・ヒョク役、コンミョンが上流階級に憧れる若者クォン･ジェフン役だ。シウォンは本作が除隊後初主演作でもある。2人それぞれに本作への思いを聞いた。

ピョン・ヒョク役　シウォン

除隊後の初主演作、日本のファンも楽しみにしています。まずは感想を聞かせてください。

「3年ぶりにご挨拶できてうれしいです。『彼女はキレイだった』以来のドラマ出演となる本作で復帰後初めてご挨拶できることは、意味があり、とても光栄なことだと思っています」

復帰作として本作を選んだのはなぜですか？

「前作で新しいイメージの愉快な役を演じ、皆さんに気に入っていただけたので、今回も愉快で本音が顔に出るようなキャラクターを皆さんが見たいのではと思いました」

「ピョン・ヒョクの恋」とはどんな作品でしょうか。

「3人の若者が純粋な気持ちと情熱を持って、世界を変えるために、いろいろ経験しながら乗り越えていく、素敵な青春物でラブコメではないかと思います。内容はドキュメンタリー要素も入っていると思っていて。そのドキュメンタリー風な部分を僕たち出演者が愉快に面白くしている、というところも良さではないかと思います」

本作は若者が世の中を変えていくというテーマもあります。シウォンさんがここを変えたい！と強く思っていることは？

「少し前に、仕事でドバイに行ってきたんです。こんなにも多くの中東の方がK-POPや韓流を好きになってくれるとは10年前は思いもしなかったんですね。世界に出たときに、韓国にはもっとさまざまな俳優、アイコン、歌手がいることを全世界の人に伝えること。そのための活動をするのが僕の個人的な希望であり、夢です」

まだ本作を見ていない視聴者のために見どころをお願いします。

「世界的な課題の一つでもある失業や就職、そして職場に関連して、物価は上がっているのに給料は変わらないという中、本作で痛快さを感じてくれたら嬉しいです。一緒に力を合わせれば強者になれるということを間接的に描いている作品です。ピョン・ヒョクのかっこいい姿と面白い姿を見ていただいて、皆さんが癒やされれば良いなと思います。(自分で自分のことを)さすがだ(笑)」

クォン･ジェフン役　コンミョン

「ピョン・ヒョクの恋」がDATVで放送されます。感想をお聞かせください。

「なんだか新鮮な感じです。日本にファンミーティングで行くと『今度これが放送されるよ』と伺うことがあるのですが、『わぁー僕が出演したものが日本で放送されるんだな』と思うのと同時に誇らしく思いますね」

今回は会社員の役でしたが、俳優でなかったとしたらどんな会社に就職したいですか？

「僕は職業に対する憧れが多かったんですよね。医者、パイロット、会社員など、本当にいろいろなものに興味がありました。もしも会社の中で選べと言われたら、何かを販売するというよりは、事務所で仕事をする方が良いかもしれないです」

とても雰囲気の良い現場だったそうですが、ドラマをきっかけに交流が始まった方はいらっしゃいますか？

「シウォン兄さんですね。よく"恩師"と言うじゃないですか、感謝している先生に対して。僕にとってはそういう存在のお兄さんですね。この作品を最後まで、居心地良く、上手くできるように横でずっと支えてくれました。普段もとても良くしてくれて、シウォンさんの姿から学ぶことがとても多いと思いました」

今回の作品で俳優として学んだことはありましたか？

「ジェフンから学んだことは、忍耐や辛抱強さという彼の魅力は、息苦しさもあるけれど必要なものだということ。自分自身と比べてみなければいけないと思ったので、そういうところを学べたと思います。俳優としてこの作品から学んだことは、一層した成熟さ、作品を作る時の責任感とプレッシャー。そういう部分を肯定的に考えさせてくれた作品でした」

ジェフンは自分の気持ちも抑え、我慢するタイプですが、コンミョンさんは例えば好きな女性には気持ちを伝える方ですか？

「僕は告白するタイプですね。好きな人ができたらまっすぐに気持ちを伝えて『付き合いたい』と言います！」

7月29日(日)に放送される、2人の独占インタビュー番組ではヒロイン役の女優カン・ソラとの裏話などもたっぷり話している。彼らの情熱ほとばしる姿に日本の社会人もきっと励まされるはずだ。

文＝ホミニス編集部

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