ジュノ(2PM)が"ブロマンス"と"初悪役"に挑戦した人気作が登場！

アーティストとして活動しながら、俳優としても頭角を現しているジュノ(2PM)。彼は2017年にドラマ「キム課長とソ理事～Bravo! Your Life～」で、主人公であるキム課長(ナムグン・ミン)の敵役ソ理事として抜擢された。自身初となる悪役に挑戦し、さらにブロマンス(＝男同士の熱い友情)をナムグン・ミンと披露。そのブロマンスは放送当時、面白おかしくも強く紡がれていく絆が話題を呼び、二人のキスシーン(？)では本ドラマの最高視聴率を記録。「KBS演技大賞」でベストカップル賞を受賞するほどだった。

ジュノは、2008年9月にアイドルグループ2PMの一員として韓国でデビューを果たすと、2009年には「Mnet Asian Music Award(MAMA)」で「Artist of the year」を受賞。これまでのアイドルイメージを払拭する、"男臭さ"や"ワイルドさ"を全面に押し出した"野獣アイドル"としてその後2年の活動期間を経て、2011年5月には日本デビューシングル「Take off」を発売した。

グループとしての成長、また日本デビューに向けた準備期間でもある約2年間は、ジュノも多忙を極めたことだろう。しかしジュノは、個人としての成長も欠かさなかった。彼は2009年にドラマ「スタイル」に、2011年には映画『ホワイト』へと出演を果たすと、2013年には映画『監視者たち』のリス役で本格的に俳優デビュー。2015年には映画『メモリーズ　追憶の剣』ユル役で、スタント無しのアクションや初となるキスシーンを披露し、憧れのイ・ビョンホンとの共演も果たした。

先輩俳優たちに囲まれ、刺激を受けながら順調にキャリアを積んできたジュノは、2015年には映画『二十歳』で映画初主演という大役に挑戦。自分の夢や恋に想いを馳せながらも、理想と現実のギャップについていけず、日々の生活に追われる浪人生の心情を、情感あふれる演技で丁寧に紡ぎ好評を得た。

その後もジュノはドラマ「記憶～愛する人へ～」などに出演。そうして作品を重ねていく中で、俳優・ジュノの新たな一面が引き出されたのが、冒頭に紹介したドラマ「キム課長とソ理事～Bravo! Your Life～」だ。本ドラマは先に言及したように、ジュノが悪役に初挑戦した珍しい作品。ジュノが演じたソ・ユル役は、ニヒルかつ冷徹なエリート検事という役どころだが、普段から努力家で負けず嫌いなジュノの性格を鑑みると意外にもハマり役であり、その自然な姿に驚かされることも多いだろう。

そして「キム課長とソ理事～Bravo! Your Life～」は、9月10日(月)からKBS Worldにて放送されることが決定。代表作の一つである映画『メモリーズ　追憶の剣』(KBS Worldにて放送)や、映画初主演作『二十歳』(DATVにて放送)も併せて9月に登場するので、この機会に俳優・ジュノの足跡をたどってみてはいかがだろうか。

文＝椋鳥

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