甘いキスシーン連発！ジュノ(2PM)初主演ドラマの"小さな幸せ"に癒される

アイドルグループ・2PMの活動と並行して、積極的に演技に挑戦しているジュノ。2017年のドラマ「キム課長とソ理事～Bravo! Your Life～」など、俳優としての演技力も高く評価されている。そんな彼が満を持してドラマ初主演を果たしたのが「ただ愛する仲」だ。

本作はビルの崩壊事故に遭いながら奇跡的に生き残った2人の男女が、お互いの心の傷を癒やしていくラブストーリー。ジュノが演じるガンドゥは怪我によってサッカー選手になる夢を失い、路地裏で"ただ耐える人生"を歩む青年。自分とは対照的に、痛みを隠したまま日常を懸命に生きるムンス(ウォン・ジナ)と出会うことで、ガンドゥは少しずつ変わっていく。2人のラブシーンも大きな見どころだが、悲劇を背負ったこの難しいキャラクターをジュノはどのように演じたのか？

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「ただ愛する仲」はどんなドラマですか？

「『ただ愛する仲』は大きな傷を負ったまま生きている人々の物語です。ある事故によってつながっていく人々の平凡な日常や、平凡でいられない人々の出会いと愛と別れが描かれたドラマです」

初めて台本を読んだ時の感想と、出演を決めた理由を教えてください。

「最初に台本をもらった時は第4話まで書かれていたのですが、その場で一気に読んでしまいました。読みながら頭の中で想像して、すぐに映像が浮かんだんです。とても説得力があったし、吸入力のある台本でした。すごく良い作品だと思い出演を決めました」

ジュノさんが演じるガンドゥはどんな人物ですか？

「心に傷を抱えながら生きている人物です。夢を失って裏通りで生きる若者で、明日のことを考えず一日一日を生きる若者です。ムンスという女性に出会い、徐々に変わっていきます」

役作りのために準備したことはありますか？

「ガンドゥは大きな傷を抱えた人物なのですが、僕自身が経験したことがない痛みなので、どうやってそれを表現すればいいのか悩みました。間違って表現してしまえば、同じ傷を抱えた人々にご迷惑をかけてしまうのではと心配もしました。だから自分ができるベストの方法で自分自身を閉じ込めようとしました。例えば、釜山で生活しているあいだも、部屋のカーテンを閉めて日光が入らないようにしたり、周囲の人との会話を減らしたり、音楽も聴かないようにしたり...。気分があまり良くない状態を自分自身で作っていました」

ガンドゥは冷たいように見えても本当は温かい人物だと思います。

「ガンドゥは優しいといえば優しいのですが、優しいというよりも真っ直ぐな人間です。だから自分が正しいと思うことには真っ直ぐに行動し、そうでなければ誰も彼の考えを変えられない。幼い頃からそんな真っ直ぐな性格だったんだけど、ある事故によって性格が暗くなっていき、夢を失って明日のことが考えられなくなる人物なんです」

出演にあたって2PMメンバーからアドバイスをもらいましたか？

「メンバー同士では、とりあえず『がんばれ』とお互いに言うだけ(笑)。アドバイスは特にしないですが、お互いに応援はしています。ありがたいことに各メンバーがそれぞれのスタイルで応援してくれています。ウヨンはトックク(正月に食べる餅入りのスープ)のケータリングカーを送ってくれて、1月1日にスタッフの方々と一緒に食べました」

ジュノさんが一番印象に残っている撮影のエピソードがあれば教えてください。

「ムンスと初めて会ったシーンが記憶に残っています。その日は風がすごく強い日でとても寒かったですね。釜山は風が強いんです。とても重要で深刻なセリフを言うシーンで涙を流しているのに、強風で前髪が吹き飛ばされてしまって爆笑の状況になってしまったり...。とにかく楽しく笑いながら撮影しましたよ」

ジュノさんにとって「ただ愛する仲」はどんな作品になりましたか？

「僕にとって『ただ愛する仲』は"幸せとは何か？"について、もう一度考えることになった作品です。僕がこれまで歌手として、俳優として活動をしながらも、"何が幸せなのか"ということを考える機会があったのですが、その度に"小さな幸せがとても重要だ"と考えてきました。そして今回この作品を撮影しながら、再びそのことを悟った気がします」

最後に、これからドラマを観る視聴者にメッセージをお願いします。

「まずはガンドゥとムンスの境遇をしっかり見てほしいのですが、これは単純にこの2人の物語ではなく、ある事故に巻き込まれたすべての人々の物語なので、彼らがどんな気持ちなのかを見てほしいです。それにご覧いただく皆さんも、主人公の2人が見つけようとする幸せとはどんなものなのか、一緒にその意味を探しながら見てほしいです」

文＝ホミニス編集部　資料提供=松竹ブロードキャスティング

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