VIXX、gugudanの人気に続く？彼らの弟分・VERIVERYに早くも視線が集まる！

日本のアイドルと同じように、K-POPのアーティストたちも芸能事務所に所属し、競争し合う、まさに群雄割拠の状態が続いている。詳しい人ならそれぞれの事務所ごとの方針や特色まで把握していることだろう。

そんななか、いわゆる大手事務所ではないが、近年、独自のカラーを打ち出したアイドルグループVIXX(ヴィックス)やgugudan(ググダン)を手がけて注目されているのが、Jellyfishエンターテイメントだ。

2007年に設立されたJellyfishエンターテイメントは、作曲家兼プロデューサーのファン・セジュンを中心にしたアーティスト事務所。歌手、シンガーソングライター、俳優らが在籍しているが、同事務所が初めて手がけたアイドルグループがVIXXだ。

グループ名に込められた「最高のVoice(声)、最高のVisual(ヴィジュアル)、最高のValue(価値)を兼ね備えた6人組」という意味が示す通り、"実力"に重きを置いていることは当然ながら、3rdシングル「傷付く準備ができてる」以降でグループの方向性をより明確にした。ヴァンパイア、ジキルとハイド、サイボーグ、ギリシャ神話...など、楽曲やアルバムごとにユニークなコンセプトを設定したのだ。

細部まで作り込まれたコンセプト＆世界観と、それを完璧に表現する実力によって、VIXXは"コンセプトドル"としての人気が定着。メンバーのレオとラビはユニット・VIXX LRとしても活動し、楽曲プロデュースや作詞・作曲を担当しているほか、エン、ホンビン、ケンらは俳優としてドラマや舞台で見かける機会も増えており、各方面で才能を発揮している。

VIXXに続いてJellyfishエンターテイメントが誕生させたのが、人気急上昇中のガールズグループのgugudanだ。「9つの魅力を持った9人の少女たちが集まった劇団」という、こちらもK-POPのグループにはなかったコンセプトを全面に押し出した活動を見せている。

gugudanが革新的なのは、「人魚姫」「チャーリーとチョコレート工場」「オーシャンズ8」など、アルバムごとにさまざまな童話、映画、演劇をモチーフにして、それを再解釈して独自のスタイルで表現してきた点。また、「Act.1〜」「Act.2〜」と、発売するシングルやアルバムを第一幕、第二幕と数えているあたりも、"劇団"のコンセプトに忠実であるがゆえ。

そして、彼らの弟分ともいえる新たなアイドルグループが、VERIVERY(ベリーベリー)。VERIVERYは音楽やパフォーマンス、ビジュアルだけでなく、作詞・作曲、さらに映像制作などを得意とするクリエイティブなメンバーで構成された7人組だ。Jellyfishエンターテイメントが、今後どんな独自コンセプトが打ち出していくのか、期待が集まっている。

そんな彼らがデビューに先駆けてバラエティに登場。12月から日本初放送される「今からVERIVERY」は、これからの活躍が期待される彼らのリアリティ番組だ。10日間の休暇を与えられ、お金も目的地もなく自由気ままな旅をする青春のひと幕が映し出されるが、旅先でさまざまなハプニングに遭遇。メンバーそれぞれのパーソナリティと魅力を知るにはうってつけだが、ハプニングを切り抜けていくことで少しずつ成長していく姿も見逃さないでほしい。

この番組の主題歌「Super Special」もリリースするなど、公式デビューの前から話題になっているVERIVERY。先輩たち同様にマルチな才能を開花させるに違いない新グループに、今から注目してみてはいかがだろうか。

文＝ホミニス編集部

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