メンバーの個性が光るジニョン(GOT7)は"ラブコメ・ルーキー"として期待大！

韓国、中国、アメリカ、タイにルーツを持つ多国籍なメンバーで構成されている7人組アイドルグループ・GOT7。国際色豊かという背景もあり、メンバーの個性を重視したスタンスをとっており、ユニットやソロ活動を盛んに行っている。

例えば、2018年の3月に発表された3枚目のフルアルバム『PRESENT : YOU』では、メンバーが直接作詞・作曲に参加したものを含め、2014年のデビュー以来初めての全員ソロナンバーを収録。さらに、ジャクソンは自身のルーツである中国でソロ曲を発売し、ランキング1位を飾るなど、盛んな活動が行われてきた。

そんな中でも、俳優活動において著しい活躍を見せているのがジニョンだ。無邪気な芸能高校の生徒を演じたドラマ「ドリームハイ2」(2012年)や「男が愛する時」(2013年)など、GOT7としてデビューする前から数々のドラマに出演し、映画『降りしきる雪』(2017年)では主演も果たすなど、俳優として多数の作品で経験を積んでいる。

そんなキャリアを持つ彼が主演を務めるのが、Mnetにて6月21日(金)から放送スタートとなる「サイコメトリー あいつ(原題)」だ。この作品は体に触れた瞬間、相手が隠している秘密を読み取るというサイコメトリー能力を持つ少年イ・アンと、命をかけてまで隠したい心の傷を持つ少女ユン・ジェインのストーリーを描いた、超能力とミステリー、ロマンスそしてコメディという様々な要素がミックスされた異色の作品だ。

ジニョン演じる高校生のアンは、自分の能力で悪い人たちを懲らしめるという夢を持っていながら、様々なトラブルを起こしてしまうキャラクター。どこか軽さのあるこの若者を、ジニョンはダンスで鍛えられた身体能力を生かし、楽々と鉄網を飛び越えるなどアクションも披露。加えて、人に触れて超能力を発揮する際の痙攣しながら白目をむいて鼻血を出すというアイドルらしからぬユーモラスな姿まで見せている。

さらに、アンの過去と何やらつながりのあるヒロイン、ジェインとのロマンスシーンでは、ルックスを活かした甘い表情と初々しさを感じさせる少年的な一面を表現。超能力によって豊かな感受性を持つキャラクター像を、様々な演技アプローチによって立体的かつ魅力的に見せているのだ。

俳優として高い評価を集めた主演映画『降りしきる雪』での実力を、本作でも存分に発揮しているジニョン。次世代"ラブコメ・ルーキー"の境地へと達した、役者として伸びしろを感じさせる姿は必見だ。

文＝HOMINIS編集部

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