主演作「僕が見つけたシンデレラ~Beauty Inside~」(2018年)が話題になり、"ラブコメの女神"とも称されている若手実力派女優ソ・ヒョンジン。そんな彼女の最新作で、昨年12月から韓国で放送されたばかりの「ブラックドッグ(原題)」のノーカット字幕版が、5月13日(水)からLaLa TVにて日本初放送される。
本作は、高校教師の視点からその実情をリアルに描写した感動的なヒューマンドラマ。ヒョンジンは、1年間という条件付きで臨時採用された新米高校教師、コ・ハヌルを演じている。先輩教師や周囲の人々に鼓舞され、成長していくハヌルを全力で演じたヒョンジンが、役づくりや撮影の裏側などを語ってくれた。
――まずは「ブラックドッグ」について、また演じたコ・ハヌルについて教えてください。
「本作の舞台は学校ですが、生徒たちというより、主に教師の日常に焦点を当てた作品です。私が演じたコ・ハヌルは、過去の出来事にトラウマを抱えていますが、新任の臨時採用教師として高校で働き始める社会人1年生です。社会の縮図とも言える学校で、自らが抱く夢を守りつつも生き残りをかけて孤軍奮闘する人物です」
――出演を決めた理由は何ですか?
「何よりもジャンルがとても新鮮でした。通常、韓国で制作される学園ドラマは、主に生徒たちに重点を置く作品が多いですが、本作では教師たちの実情や裏事情をとても細かくリアルに描き出そうとしています。ロマンス要素が少ない点も目新しく感じたので、出演を決めました」
――教師役は今回が初挑戦ですが、役づくりのためにどんな準備をしましたか?
「実際に教壇に立っている臨時採用教師の方々とお会いして、たくさんお話を伺いました。今回は教師の立場としての行動や感情表現を現場でリアルにつかんで演じる必要がありましたので、序盤に撮影した授業シーンでは実際の教師の方についていただき、授業方法や内容を一緒に確認しながら演じました。臨時採用とはいえ、正規の教師と同じ"教師"であるということに変わりはありませんので、どうすれば本当の教師に見えるかに重点を置いて演じる準備をしました」
――演じているコ・ハヌルとご自身は似ているところはありますか?
「演じながらいつも思うのですが、自分が引き受ける役の人物たちは、往々にして自分よりも優れた人物のように感じます。どんな人物であれ、自分自身からスタートして役作りをするので似ているところはありますが、実際の自分よりもポジティブで勇気のある人だと思うことが多いです」
――本作はご自身にとってどんな作品になりましたか?
「『ブラックドッグ』の撮影を経験したことで、やりたいことがより増えた気がします。何と言っても演技の上手な先輩方がたくさんいらっしゃったので演じながらとても楽しかったですし、撮影を終えた今は、もっと演技がうまくなりたいという思いが強くなりました」
――最後に、日本の視聴者に向けてメッセージをお願いします。
「『ブラックドッグ』は、人生で誰もが1度は出会う教師という存在をリアルな視点で描く、ある意味"職業系ドラマ"とも呼べる作品です。私たちが今まで知らなかった教師という職業の裏側を垣間見る機会になればと思います。最近は少し忘れられてしまっている"本来あるべき教師の姿"を思い出しながら、本当の教師とは何なのかを考えさせられる作品でもありますので、視聴者の皆さんに気に入っていただけたらうれしいです!」
文=HOMINIS編集部
放送情報
ブラックドッグ(原題) #1 先行無料放送
放送日時:2020年5月3日(日)13:45~
※レギュラー放送は5月13日(水)13:30~
チャンネル:女性チャンネル♪LaLa TV
※放送スケジュールは変更になる場合があります
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