「S.W.A.T.」の日本ロケについて、シェマー・ムーア「テレビドラマ界で新たな歴史を作った」

全米大人気のアクションドラマ「S.W.A.T.」のシーズン3が6月26日(金)よりスーパー！ドラマTVで独占日本初放送される。次々と起こる事件に挑んでいくホンドー率いるS.W.A.T.チーム。今シーズンでは、ついにホンドーやS.W.A.T.のチームメンバーが東京に上陸！ダニエル・"ホンドー"・ハレルソン役のシェマー・ムーアとロバート・ヒックス役のパトリック・セント・エスプリトにアメリカと東京での撮影の違いや見どころなどについて語ってもらった。

――東京に来ると聞いた時どのようなお気持ちでしたか？

パトリック「最初聞いた時、すごく興奮したよ！シェマーは何回か来たことがあるけど、僕は初めてだからとても楽しみにしていた日本に来たことがある人はみんな口を揃えていい所だと言っていたけど、本当に素晴らしい所で、すごくいい時間を過ごせている」

シェマー「日本に撮影をしに行くと聞いたとき、来るのはこれで3度目だが、来るたび素晴らしさが増している気がする。だから、また最高で美しい街に行けるのだとすぐわかった。実際に撮影をする、ホンドーになる、東京の街で『S.W.A.T.』に命を吹き込むということは、バケツリストの〇を増やすみたいで、夢が叶ったようだよ。ホンドーとして東京の街に出来て、渋谷のスクランブル交差点を歩いて回ったり、ロボットレストランで戦った。この仕事を26年やっているが、夢じゃないって自分をつねって『わぉ！ここまで来れた』って言いたくなるような体験だったよ」

――アメリカでの撮影と日本での撮影で、一番違いを感じたことは？

シェマー「俺が思う一番の違いは『時差ボケ』だ、これは化け物だよ。地元(LA)での撮影は文字通り地元だから居心地がいいんだ、ハリウッドは自分たちのテリトリーだから。だから、ハリウッドの外へと出て東京に来たら、自分に活をいれないといけない。そこから、よし、ホンドーなら東京で何をするだろうって考える。だって俺の半分はただ東京を楽しんでいるシェマーだから、やらなきゃいけないことがあるって思い出さなきゃいけないんだ。こんなに美しくて、歴史や敬意のある街は他にないよ、人もすごく親切だ、信じられないほどに親切にしてくれる。この街で悪いやつらを追い掛け回せて、武術が含まれているバトルシーンをできるのは信じられないことだ、この回を見たらみんな俺たちが本当にここにいたんだってわかるよ」

パトリック「ファンの人達がすごかったよ、セットに入るときや出るときにサインを求められたり。主にシェマーだったな。観客がいるということはとても楽しいことだよ、LAだとみんなよく見る光景だから飽きてしまっている。でもここにいると僕らの撮影を見て興奮してくれる、そんな彼らを見るとこっちも興奮して、とても楽しいね」

――東京でのスタントの準備はどうでしたか？

シェマー「『S.W.A.T.』と言えばナナナ～ナナナ～(テーマ曲)、カーチェイスをしたり、建物から飛び移ったり、バトルしたりすごいアクションシーンが満載だ。そしてここ東京でバトルシーンが作れたこと、バトルしただけじゃなく、俺とディーコンはロボットレストランで女子レスラーと戦ったんだ。彼女たちは本当に、台本上でじゃなく、実際のプロレスラーだったんだ。俺が戦った女の子は小さくてすごく華奢な子で、ホンドーなら殺してしまうんじゃないかと思うだろ？俺もそう思った、彼女を捕まえられたらな。だが彼女は素早くて、一本取られてしまったよ、どうなったかは言えないけど、おかげでホンドーは随分とてこずった。このエネルギー自体が素晴らしいと思う。今回は女子レスラーたちの戦い方に武術が含まれていたからいつもと少し変わっていたね。アメリカのマッチョな警察官たちが、慣れない戦闘スタイルに対処しなければならなくて、本当にただただ楽しかったよ」

――東京での撮影のハイライトは？

パトリック「僕にとってのハイライトはさっき撮影した、なんだっけ？」

シェマー「渋谷スクランブル交差点」

パトリック「そう、渋谷スクランブル交差点！ゲリラ撮影だったから急いで撮影しなければならなった。歩いていた人もエキストラではなく本当にただ歩いている一般の人だったからね、すごく楽しかったよ。映画等で見たことがあったけど、急いでワンテイクで撮影しなければならないこの撮影法をこの4人で出来たことは面白かったな。」

シェマー「俺にとってのハイライトは、2つある。パトリックが今言ったけど、渋谷スクランブル交差点は伝説的で、象徴的な場所だ。世界中の人たちが知っていて、日本に来たら絶対見たいと思う場所さ。そんな場所で実際に撮影で歩くことができて、周りにはたくさんの人がいて、ホンドーやディーコン、ヒックス、タンになれて自分たちのセリフを言うことができた。周りにはこの作品のファンもいるけど、何があっても役になりきっていなければならなかったね。あとは警視庁での撮影。ヘリコプターを活用して、ロサンゼルス市警のS.W.A.T.部隊が最初日本に到着する時、上空から撮影されているシーンがあるんだ。ヘリコプターを使ったりするなんて、なんというか、テレビドラマではなくて映画を撮影している気分だったよ、ビッグな出来事だった。その2つ、警視庁も渋谷スクランブル交差点も東京の特徴的な場所だから、実際その場所に、上空から地上へとその世界に行くことができた、出来上がりがとても楽しみだよ」

――この回について、ファンに伝えたいことはありますか？

パトリック「すごく興奮出来てとてもビッグで、一番のディレクターが監督を務めているから素晴らしいものになるさ、とても楽しめると思う」

シェマー「正直に言うと、テレビドラマ界で新たな歴史を作ったと思う、何かしらの歴史を。ビッグな作品を豪華に作れた。ストーリーも楽しくて興奮できてスリリングだよ。同時にとても美しい。このような美しい街を、世界的に人気が出ているこのアメリカの番組で見せられることができるのはとても素晴らしいこと。日本警察と協力する屈強なアメリカ警官として、悪者をこの国で追い掛け回す、ノンストップで進んでいくからコマーシャルが憎くなるよ、でも息をのむために必要になるかもしれないな」

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