完全体での復活が待ち遠しい！今振り返ると貴重すぎるEXOメンバーの8人旅

昨年末に開催された「第30回ソウル歌謡大賞」の"ファンダム特別賞"において、TOP4に選出されたEXO(エクソ)。グループとしての活動は休止中ながら、SuperMのメンバーとしても活躍中のカイやベクヒョンがアルバムをリリースするなど各々のソロ活動が活発ということもあり、EXOの存在感はいまだ健在だ。

メンバーの中で最初に入隊した最年長メンバーのシウミンが昨年12月に除隊、続いて1月25日にはD.O.が除隊したことで、活動休止中だったメンバーたちへの視線も集中。スホとチェンは今も兵役中ではあるが、早くも完全体での活動再開を切望する人も多いことだろう。その前にもう一度見ておきたいのが、2019年に8人のメンバーが揃った旅バラエティ「EXOのあみだで世界旅行～高雄＆墾丁編～」だ。

2月19日(金)深夜からKBS Worldにて放送されるこの番組は、"EXOの EXOによる EXOのための EXOだけの旅行"をテーマに、食事、交通手段、寝る場所まで、あみだで旅の運命を決める人気シリーズの第2弾。グルメ、ショッピング、ヒーリング...など、様々な楽しみに胸膨らませた8人のメンバーが台湾旅行へと出発する。

まず驚かされるのは、ステージ上のカリスマ性あふれる姿とのギャップだ。コンサート以外では8人で旅するのは初めてだったという彼らは、出発シーンからソファにギュッとくっついて冗談を言い合ったり、ひと足遅く現れたチェンにツッコミを入れたりと、すっかりリラックスした様子で、ステージでは見せないような"普段着"の素顔が満載だ。

パフォーマンスではクールな印象の強いカイは旅の中で人一倍爆笑し、兄たちとじゃれる無邪気な表情も覗かせる。鹿のエサやりでビクビク怖がる姿も貴重だ。シウミンは行き先を決めるあみだくじの中で自由な線を書き込むなど期待を裏切らないフリーダムさを発揮。チェンはサーフィンなどのアクティビティで情熱的な姿を見せ、ベクヒョンは乙女感のあるシャドーボクシングや食事中の気さくな表情などチャーミングな魅力を爆発させている。

リーダーのスホは、体を張ったパワフルな動きと移動車での無防備な姿のギャップあふれる姿を露呈。チャンヨルは男らしく海に飛び込んだかと思えば、ベクヒョン＆シウミンと同じチームになった際に「(自分の頭文字もCで)EXO-CBXだ♪」と踊るなど、かわいらしい一面も。グルメ王のD.O.は有名牛肉湯麺の店で料理を一口にしか食べられない運命になってしまい、本気で動揺する姿が見逃し厳禁。セフンは夜一人では寝られず兄たちを部屋に誘うマンネ感たっぷりの"甘えん坊"なシーンもあり、その仲の良さについ顔がほころんでしまう。

EXO-CBXとしてチェン、シウミン、ベクヒョンの3人が日本の鳥取県を訪れた第1弾よりもあみだ登場シーンが大幅に増え、ドキドキハラハラな運命の瞬間にメンバーたちは大はしゃぎ。ハプニング続出の過酷な旅を通して、性格も好みも違う彼らの素が楽しめる貴重なプログラムとなっているだけに、この機会に改めてチェックしてほしい。

文＝川倉由起子

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