パク・ソジュンが様々なゲームとクイズに大奮闘！甘い歌声にもうっとり。

ドラマ「梨泰院クラス」で日本でもブレイクした俳優パク・ソジュンが、5月15日、デビュー10周年の記念オンラインファンイベント『パク・ソジュン, Comma』を開催。「次の10年を始めるためのひとときの休息(=コンマ)」というテーマで行われた今回のイベント。ファンとSNSのオープンチャット機能を使って交流しながら進行するなど、ファンへの感謝の思いがたくさん詰まった温かな時間となった。

これまで出演した作品の中から、「梨泰院クラス」などの代表作の名シーンや名セリフを一人芝居で再現する映像からスタート。早速パク・ソジュンが演じるキャラクターに恋をしたり、胸を熱くしたりした思い出が蘇る。映像がスタジオに切り替わると、そこには"生"パク・ソジュンの姿が。
「演技を始めて10年。幸せで楽しく、時には辛いこともありましたが、大きな困難もなく過ごせたのは、ファンの皆さんの愛情と応援のおかげだと思います。今日のイベントが皆さんにとっても癒しの時間となることを願っています」と語り、本格的にイベントが始まった。

一つ目の企画は、作品年表をみながら10年の俳優人生を振り返るトークコーナー。「演技を始めて間もないころに出演した「ドリームハイ２」は、家族と一緒に観るのが恥ずかしくて、部屋にこもって一人で観ました。格闘技選手に変身した「サム、マイウェイ～恋の一発逆転！～」では、役作りの為に一日8時間運動をしたり、役作りに努力をしたりした思い出があります」と印象に残っているドラマについて回想した。

「人生を変えた一作」の話になると「全て大事な作品なので......選べません」と困り顔。そこで、オープンチャットでファンの意見を聞くことに。集計結果を知ったパク・ソジュンは意外だったのか、目をまん丸にして驚いていた。

続いては、ファンも大好き(！)愛犬シンバの話に。シンバの写真がスクリーンに映ると、「カメラを持っていると、不思議とカメラ目線になるんです。この子は撮影のために生まれたのかと思うくらいです」とデッレデレ。親バカっぷりがなんともかわいい。

"パク・ソジュン探検能力テスト"コーナーでは、様々なクイズやゲームに挑戦することに。クイズ編では、５枚の"いがぐり頭"の写真の中から、『梨泰院クラス』のセロイの写真を選ぶクイズや間違い探し、シンバの関連クイズに挑戦したのだが、思わぬ難問続きに大苦戦。「ちょっと待ってよぉ」とスタッフに泣きついたり、「お助けチャンスを使っても誰もわからないんじゃない？」とプチ抗議をしたり、「５個中4つ正解したんだし...」と点数交渉をしたり。見かけによらず、かなり負けず嫌いな一面を見せてくれた。

チャレンジ編では、ボトルフリップチャレンジ(水の入ったペットボトルを空中で一回転させるように投げて立たせる挑戦のこと)に初挑戦。パターゴルフに挑戦する際には、打つ前におもちゃのクラブでグリーンマットの芝を均したり、ゴルフボールに「うまくやろうね」と声をかけたり、細かすぎる芸で笑わせた。
イベントの終盤では、ファンとビデオ通話で楽しむ時間が設けられていた。「ソジュンさんと結婚したい！」と求婚するファンには「人生何があるかわからないからね」と思わせぶりなコメント。進路に悩むファンには、自分の経験を語りながら「やってきたことを続けるのがいいと思う」とアドバイスした。

ファンミーティングには欠かせない、歌の披露も。今回は、ファンミーティングで歌い続けてきた18番を封印し、新たな曲に挑戦。温かくて優しい歌声で画面越しのファンたちをうっとりとさせた。イベントの中間には、最新映画『コンクリートユートピア』で共演したイ・ビョンホンを始め、BTSのVやパク・ヒョンシクなど仲良しグループ"ウガファミリー"のメンバーからの応援メッセージ動画も。ファンだけでなく同僚や先輩たちにも愛されているのが感じられ、ほっこりとした気持ちになった。

最後は「僕にとってみなさんは、日差しが熱く照りつける日の、そよ風のような、日陰のような存在です。みなさんの休息のような存在になれる俳優になりたいです」とファンへの愛情と抱負を熱弁。オンラインという形式でも、パク・ソジュンのぬくもりを十分に感じられた2時間半だった。

ファンが選んだ"パク・ソジュンの代表作"結果や、体を使ったチャレンジ、甘い歌声まで。詳しいイベントの様子は、6月13日(日)16:30～よりKNTVにて「パク・ソジュン, Comma」(字幕版)で放送される。ぜひお楽しみいただきたい。

文＝酒井美絵子

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