「Make it」で見せた大人の色気が反響！2PMの完全体カムバックが注目を浴びる背景

今年の3月にジュノが除隊し、(外国籍のニックンを除き)メンバー全員が兵役を終えた2PM。実に約5年もの歳月を経て、7枚目のフルアルバム『MUST』で実現させた完全体でのカムバックは、待ちわびたファンを大いに喜ばせた。

2008年に韓国でデビューを果たし、すぐに日本でも絶大な人気を確立した彼らは、今年の9月で早くもデビュー13周年を迎える。そんな記念すべきデビュー日である9月4日(土)には、待望となったカムバックショー「2PM Comeback Show 'MUST'」の字幕版がMnetにて放送される。

惜しげもなく披露される筋骨隆々とした肉体、そしてアクロバティックなパフォーマンスから、デビュー初期は"野獣アイドル"と呼ばれ、これまでのアイドル像を覆すようなワイルドなイメージを確立させてきた2PM。しかし、近年ではそうした野性味あふれる男らしさから、"大人の色気"を漂わせた成熟したパフォーマンスへと変貌を遂げている。

この大人×セクシー路線に視線が注がれるきっかけとなった楽曲と言えば、「My House」だ。ミドルテンポでエキゾチックなサウンドが持ち味のこの曲は、女性の手を引くような振付けやエレガントなダンスが当時話題に。ゴージャスなスーツスタイルで決めたメンバーたちが美女を家へ誘おうとするMVも反響を呼ぶなど、魅惑的でセクシーな魅力が随所に打ち出されている。

実は「My House」は2015年に発表された曲でありながら、昨年YouTubeのアルゴリズムによって多くの人に視聴され、チャートを逆走するほどのブームを巻き起こした楽曲。今回のカムバックショーでは、この曲をアレンジした"2021年バージョン"をパフォーマンスし、時に激しく歌い踊り、時に余裕を感じさせるような表情を覗かせる、メリハリのあるステージングで多くのファンを魅了した。

また、このカムバックショーで初披露された『MUST』のタイトル曲「Make it」もまた、「My House」の世界観と通じるアダルトなナンバー。ファルセットで歌う高音パートに、体をくねらせるような艶めかしい振付けが印象的なダンスや表情からは、円熟味を増し、"野獣"から"大人の男性"へと進化した2PMの魅力を存分に味わうことができる。

「2PM Comeback Show 'MUST' 字幕版」の放送同日には、「2PMデビュー13周年記念SP ...2PM is BACK...」と題した特集として、ミュージックビデオや、10周年タイミングで撮影された旅行番組「2PM WILD BEAT～240時間完全密着！オーストラリア疾風怒濤のバイト旅行～」などのバラエティまで、2PM関連の番組が5時間にわたってオンエアされる。デビュー当時のエネルギッシュな姿から現在に至る変化はもちろん、"元祖バラエティアイドル"とも呼ばれたサービス精神あふれる彼らの素顔は必見だ。

9月29日(水)には日本デビューから10周年を記念した日本オリジナルのミニアルバム『WITH ME AGAIN』もリリース予定の2PM。2016年に東京ドームコンサートで約10万人を動員するなど、日本での人気も抜群なだけに、彼らが今後、日本でどのような活動を展開していくのか、その動向からも目が離せない。

文＝HOMINIS編集部

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