「映画よりも美しい」と言われたキスシーンも...ジェジュンの愛情溢れる仕草が注目を浴びた異色の恋愛劇

「スパイ~愛を守るもの~」
「スパイ~愛を守るもの~」

「FNS歌謡祭 第2夜」で披露された、韓国からのパフォーマンスが話題を集めたジェジュン。バラードの名曲「セカンドラブ」をカバーし、夜の漢江に響き渡った情感たっぷりの美しい歌声が日本中のファンを歓喜させた。ほかにも、2021年の注目作となったドキュメンタリー映画『ジェジュン・オン・ザ・ロード』の配信が開始され、さらにはDVD&Blu-rayが彼の誕生日である2022年1月26日(水)に発売されるなど、コロナ禍においてもジェジュンの新たなトピックが次々と発表されている。

俳優キム・ジェジュンとしても、待望のドラマ出演が噂されており、続報が待たれるところだが、除隊後初のドラマ「マンホール~不思議な国のピル~」(2017年)以来、4年振りとなるドラマ復帰の動向に、注目が集まっている。

ジェジュンの演技が高く評価された「スパイ~愛を守るもの~」
ジェジュンの演技が高く評価された「スパイ~愛を守るもの~」

(C)KBS

これまで出演したドラマを挙げると、現在も親交が続いているチソンと共演した「ボスを守れ」(2011年)で財閥界のプリンスを演じたほか、「マンホール~不思議な国のピル~」(2017年)ではファンタジックな胸キュンラブコメに挑戦。それ以外にも、韓服を着た時代劇や厄介者のチンピラ...など幅広い役を演じているが、入隊前最後の作品となった「スパイ~愛を守るもの~」(2015年)では"家族や恋人に秘密を抱えているスパイ"という異色のキャラクターを熱演し、話題を呼んだ。

「スパイ~愛を守るもの~」
「スパイ~愛を守るもの~」

(C)KBS

「スパイ~愛を守るもの~」
「スパイ~愛を守るもの~」

(C)KBS

「スパイ~愛を守るもの~」というタイトルが示す通り、ジェジュンが演じているのは、平凡な公務員を装う一方、裏では国家情報院のエリート諜報員という顔を持つソヌ。家族にもその素性は伏せているが、実は彼の母親も北朝鮮工作員だったという過去を隠し通していた。さらには、中国出身でどこか謎めいた彼の恋人、ユンジン(コ・ソンヒ)にも秘密があり...。そうした非常に複雑で難解な役どころを、ジェジュンは対峙する相手やシーンによって巧みに演じ分け、見事な芝居が多くの視聴者の胸を打った。

「スパイ~愛を守るもの~」
「スパイ~愛を守るもの~」

(C)KBS

「スパイ~愛を守るもの~」
「スパイ~愛を守るもの~」

(C)KBS

本作で注目を浴びたのは、恋人役を演じたコ・ソンヒとの"カップルケミ"。互いに秘密を抱えながらも、自身の孤独を埋めるかのように深く愛し合う2人のラブストーリーは、序盤から恋人同士という関係性。その息の合った2人の雰囲気は、当時交際の噂も囁かれたほどのナチュラルさ。ありふれたカップルのように食卓を囲むシーンでは、ユンジンの料理に物申したソヌの頬を彼女が可愛らしくつねったり、お互いの頬に優しくなでる、手を握る...といった愛情溢れるスキンシップがふんだんに描かれている。

「スパイ~愛を守るもの~」
「スパイ~愛を守るもの~」

(C)KBS

「スパイ~愛を守るもの~」
「スパイ~愛を守るもの~」

(C)KBS

ジェジュンの愛しい視線は恋人を想うソヌそのもので、彼の甘い表情を見ているだけでうっとりしてしまう。特に、初放送時に話題を呼んだ"雪花キス"は、撮影中に突然ぼたん雪が降り始めたことで生まれた奇跡の1シーン。「映画よりも美しい」と絶賛された切ないキスシーンは一見の価値ありだ。

「スパイ~愛を守るもの~」
「スパイ~愛を守るもの~」

(C)KBS

来年1月26日に誕生日を迎え、またひとつ歳を重ねるジェジュン。気さくな人柄はそのままに、成熟した大人の魅力も兼ね備えた今、アーティスト・J-JUNとしてはもちろん、俳優キム・ジェジュンとしての活躍ぶりにぜひとも期待したい。

文=川倉由起子

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放送情報

スパイ~愛を守るもの~
放送日時:2021年12月28日(火)19:00~
※毎週(月)(火)19:00~
チャンネル:KBS World
※放送スケジュールは変更になる場合があります

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