初のベッドシーンに衝撃...「正統派イケメン」ソン・スンホンの真骨頂と言えるロマンス演技

韓国映画「情愛中毒<R15+指定>」
韓国映画「情愛中毒<R15+指定>」

(C) 2014 NEXT ENTERTAINMENT WORLD Inc. & IRON PACKAGE. All Rights Reserved.

2021年上半期、韓国ドラマ史上に残るサイコスリラー「ボイス」シリーズの第4作でハードなアクションが話題を集めたソン・スンホン。チャン・ヒョク、イ・ジヌクといった名優たちからバトンを繋ぎ、衰え知らずの強靭な肉体で「ボイス」シリーズを新たなステージへと引き上げた"トップスター"としての底力に驚かされた。

そんな血や汗にまみれた肉体派の刑事役もさることながら、スンホンの真骨頂と言えば、世の女性をメロメロにさせるロマンス演技。これまで出演してきたラブストーリーは数知れないが、その中では情熱的なラブシーンも多数披露している。

韓国映画「情愛中毒<R15+指定>」
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アジアに大ブームを起こしたドラマ「秋の童話」(2000年)でのブレイクから、20年以上に渡り、第一線で活躍し続けるスンホンのキャリアは実に多彩。中でも、最もスキャンダラスで最も純粋なラブストーリーとして話題を呼んだのが、激しい恋愛劇『情熱中毒』(2014年)。R15+指定の本作は、スンホンにとって初となるベッドシーンも含まれており、世間に衝撃が走った。

韓国映画「情愛中毒<R15+指定>」
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ヒロインを後ろから見守る"純情男"の代名詞だったスンホンが、イメージを大胆に覆す...とあらば、その反応も納得だ。

実際スンホン演じるエリート軍人、ジンピョンが、自身を慕う部下の妻・ガフン(イム・ジヨン)と禁断の愛に溺れ落ちるシーンは、理性を失った2人のキスで幕を開け、情熱的かつ濃厚に互いを求め合う。一人の女性を狂おしいほどに愛す男の純真さと成熟したエロス。色っぽい肉体美も含め、初公開当時、初めて目撃するスンホンの姿に驚かされたファンも多かったはずだ。

韓国映画「情愛中毒<R15+指定>」
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もう1作、美しくも切ない大人の恋愛模様を描いたラブストーリーといえば、中国のベストセラー小説を基に映画化された『第3の愛』。

『頭の中の消しゴム』で知られるラブストーリーの名手、イ・ジェハン監督による中国映画で、スンホンは大財閥の御曹司、リン・チージョン役を演じた。スマートな身のこなし、そして愛に一途な男のオーラをまとったチージョン役は多くの視聴者を魅了。父親が決めた許嫁がいながらも、運命の出会いを果たした女性弁護士と激しい恋に落ち、「君と永遠に一緒にいたい」と真っすぐに愛を伝える姿は、何度見ても惚れ惚れしてしまう。絵に描いたような御曹司役を、これほど嫌味なく、スマートに演じ切れる俳優はそうそういないだろう。

中国映画「第3の間」
中国映画「第3の間」
中国映画「第3の間」
中国映画「第3の間」

近作では、約3年振りにロマンスドラマに復帰した「夕食、一緒に食べませんか?」(2020年)が話題を呼んだスンホン。演じたのは頭脳・容姿共に完璧という"全方位イケメン"でありながら、恋人に振られたショックから恋愛に臆病になっている精神科医...というキャラクターだ。

患者と食事を共にする人気フードセラピストでありながら、カウンセリングの時間外は非常に冷徹。そうしたギャップのある演技はもちろん、しかめ面や白目をむく表情など、コメディならではのスンホンの振り切った芝居も、チャーミングな魅力に溢れている。

「夕食、一緒に食べませんか?」
「夕食、一緒に食べませんか?」

(C)2020 MBC

完璧な主人公からひと癖あるキャラクター、激しいアクションまでマルチにこなすスンホンだが、その端正なマスクにときめかされるのはやっぱりロマンス。いろんなギャップが楽しめる過去作でうっとりした気分に浸りながら、次なる最新作のニュースにも期待したい。

文=川倉由起子

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放送情報

韓国映画「情愛中毒<R15+指定>」
放送日時:2022年1月8日(土)22:30~

中国映画「第3の間」
放送日時:2022年1月15日(土)22:30~

夕食、一緒に食べませんか?
放送日時:2022年1月21日(金)9:30~
※毎週(木)(金) 9:30~

チャンネル:アジアドラマチックTV (アジドラ)
※放送スケジュールは変更になる場合があります

詳しくはこちら

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