女官との秘めたる愛が大反響！ジュノ(2PM)が明かす、色気漂う「名君イ・サン」誕生の舞台裏

昨年3月に兵役を終えたジュノ(2PM)にとって、待望の除隊後復帰作となるロマンス時代劇「赤い袖先(原題)」が、大反響の中、今月1日に韓国で最終回を迎えた。毎年恒例となっている韓国地上波3局の授賞式のひとつ「2021 MBC演技大賞」(字幕版がKNTVにて2月20日に日本初放送)では最多8冠に輝くなど高評価を得た本作だが、ジュノが「ラジオスター」で掲げた"公約"が今改めて注目を集めている。

「ラジオスター」は人気俳優やアーティストが出演し、MC陣と"毒舌トーク"を展開する韓国の人気バラエティ番組。「赤い袖先(原題)」の初回放送を間近に控えたジュノが、昨年11月に出演した＃744は、KNTVにて2月6日(日)に日本初放送される。

第22代王イ・サンと女官の切ない愛を描いた「赤い袖先」で、名君として知られるイ・サンを演じたジュノ。「ラジオスター(＃744)」では、イ・サンの護衛武士カン・デホ役のオ・デファンと共に姿を見せ、軽妙でユーモアを交えた語り口で場を盛り上げた。

食いしん坊でチャーミングな一面を見せたかと思えば、「黒い太陽(原題)」のナムグン・ミンとの肉体作りエピソードも披露するなど話題豊富なジュノ。さらには「赤い袖先(原題)」に興味津々のMC陣のため、驚きの舞台裏エピソードも提供。イ・サンをよりリアルに演じたいという思いから、利き手ではないほうの手で箸を持つ練習をしたエピソードなどが飛び出した。

2PMのメンバーとして活動する一方で、「ただ愛する仲」(2017年)、「自白」(2019年)など数々の代表作を持つジュノは、かつては"演技ドル"と言われたことも。今回のトークでは、役に感情移入しすぎる一面を明かし、余命を宣告される役柄を演じた「ただ愛する仲」で、体に驚きの変化が現れてしまったことを告白、スタジオ陣を驚かせた場面もあった。

かたやオ・デファンも、カン・デホ役を演じるため断食院を訪れ減量したエピソードを語るなど、作品への並々ならぬ覚悟を覗かせた2人。「赤い袖先(原題)」の視聴率が15％を超えたら、"コンリョンボ"と呼ばれる朝鮮時代の王の正服を着て「ラジオスター」に再び出演し、2PMの「My House」のステージを2人で披露するという"公約"を掲げる意気込みも見せた。

作品に懸ける彼らの思いを裏付けるように、この出演直後に放送がスタートした「赤い袖先(原題)」はみごと最高視聴率17.4％を記録。さらには、昨年末に発表された「2021 MBS演技大賞」で、今年のドラマ賞、最優秀演技賞などの主要部門を含む計8冠を達成した。

そしてファンをさらに喜ばせたのが、「ラジオスター」最新回(韓国で1月26日に放送予定)で実現するジュノ＆オ・デファンの再出演だ。「＃744で語った"公約"が守られる！」と韓ドラファンから尊敬のまなざしを集めている。

その最新回には、イ・サンに思いを寄せる女官で、後に側室の宜嬪成氏(ウィビンソンシ)となるヒロインを演じたイ・セヨンも出演予定。「赤い袖先(原題)」で成功を収めたジュノの喜びの声に加え、「MBS演技大賞」で"ベストカップル賞"に輝いたジュノ＆イ・セヨンの名コンビぶりも楽しめる回となりそうだ。

除隊後初主演作で注目を集めたジュノが、その期待を上回る好演でファンの支持を集めた「赤い袖先(原題)」(第1・2話がKNTVにて3月11日に先行放送)。ジュノをはじめキャスト陣の素顔が垣間見える「ラジオスター」とあわせ、日本での初放送を楽しみに待ちたい。

文＝酒寄美智子

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