ギャップがたまらない！中国の最旬スター、シン・ジャオリンが見せるツンデレ演技

圧倒的な人気を誇る「陳情令」(2019年)をはじめ、日本でもグッと注目度が上がっている中国ドラマ。多くのイケメン俳優を輩出しているが、中でも若手スターとして絶大な支持を集めているのがシン・ジャオリンだ。

187cmという抜群のスタイルと、さわやかで品を感じさせる塩顔ルックスを武器に存在感を放ってきた、現在24歳のジャオリン。もともとSM ENTERTAINMENTの練習生という経歴を持ち、韓国映画『怪しい彼女』(2014年)の中国版『20歳よ、もう一度』(2015年)に俳優として出演した。

ブレイクのきっかけになったのが2017年のロマンス史劇「寵妃の秘密」。タイムスリップや二重人格といった様々な要素を大胆に組み合わせた斬新な物語、スイートな恋愛描写が話題を集め、のちに続編が作られるほどの人気シリーズになった。主演を務めたジャオリンは、王子という役柄をクールな魅力たっぷりに演じ、ヒロイン(リャン・ジェイ)との甘い恋模様で視聴者を虜にした。

その後、大ヒットドラマ「ハートに命中100％」(2008年)をリメイクしたラブコメ「運命100％の恋」(2020年)でリャン・ジェイと再共演。地味系女子が一晩の関係から御曹司と結婚することになるシンデレラストーリーでクールな表情を見せたかと思えば、ふとした瞬間に甘い顔を覗かせるなど得意とする緩急のある演技で、物語にときめきをもたらした。

スマートな佇まいでエリート男子を演じさせれば一級品のジャオリン。5月14日(土)・15日(日)にTBSチャンネル1で放送される「愛しい僕のラッキーガール」も、得意とするツンデレ演技が凝縮した1作だ。

ゲームの制作会社を舞台にした本作は、デキるCEOと恋愛経験ゼロのクリエイターが織りなすラブストーリー。恋愛ゲームの企画を提案したものの経験のなさを見抜かれたシン・ユン(バイ・ルー)が、CEOのシア・コー(ジャオリン)から「まずは自分が恋愛してみろ」と言われたことから始まる恋模様がつづられていく。

ジャオリンは仕事に厳しく冷酷な一面も持ち合わせるエリートCEOを、キツめの口調やニコリともしない表情から放たれる鋭い眼差しで表現。そんなクールな姿もいいのだが、シア・コーはヒロインへの特別な感情に気がつくとその態度が一変。彼女を溺愛し、とにかくデレデレしっぱなしになっていく。

後ろ姿を見かけるだけで思わず微笑み、他の男性と食事をするシン・ユンを陰から監視しながらやきもちを焼くことも。さらに時にはお姫様だっこをしたり、後ろからハグをしたり...と、激甘ボーイに大変身。ヒロインに翻弄されるギャップ溢れる姿はとにかくキュートだ。

数々の代表作と比べても最も幅のある演技で、ツンデレ系男子を親近感が湧くような等身大のキャラクターにしたジャオリン。演技力の高さで見事に浮かび上がらせた"俺様"な一面と"激甘"な姿、どちらが魅力的かは、ぜひ作品を見て確かめてほしい。

文＝HOMINIS編集部

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